はじめまして&ちかごろのアニソン・声優ソンへの嫌悪



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投稿者: ヒロ @ lion.nttdata.co.jp on 97/7/08 11:03:48

はじめまして。ヒロといいます。
昨日ネットサーフィンしていて、ここにたどり着いたばかりで、
バックナンバー全部読めてません。ごめんなさい。

私は、70〜80年代のBritish Song(よく言えばMajor系。悪く言えばミーハー系)
好きな者です。早い話が、QueenとかPoliceとかD.BowieとかEurythmicsとかU2
(これはアイリッシュか)のあたりですね。(Duran Duranも好きだったりする(^^;)

で、いきなりなんですが、最近のアニメソングとか声優ソングとかを皆さんは
どう思われますか。いわゆるZARDやB'zがやっているタイアップものじゃなくて
純粋なアニソンです。

どうしてこういう場違いな話を出すかというと、パクリの宝庫だというのもあるの
ですが、歌っている側の姿勢がすごく鼻につくんです。声優が歌っている場合が、
特にそうです。

まず、自分たちが声優だから(歌のプロでも何でもない)CDを出してもらって、
タイアップもしてもらえる。どう考えてもアイドル以外の何者でもないのに、自分
はアーティストだと言い切る。ちなみに皆さんLooksは十人並み。歌唱力は酷いと
しか言いようがない方ばかりです。

おまけにこれが売れること売れること。
声優の林原めぐみさん(Single4位、Album3位の実績あり)がオリコンのインタビ
ューで、今度のAlbum(8/6発売。大黒摩季さんと1,2位争いは間違いない)で作
曲に初挑戦した感想。
「どこかで聞いたことのあるメロディばっかりだけど、今、自分の内側から湧いて
きたものだから、別に構わないし、これでなくちゃいけないのよ。」

えっ、作曲って、潜在意識からと顕在意識からの二つに頼ってますよね。潜在意識
から生まれるMelodyというのは、要は自分が過去に聞いたことのある既製品(生ま
れたての赤ん坊にはMelodyがないから当然ですね)。パクる場合はこれを自分の
Policyで加工するわけです。全くの独創(この言葉は死語か)の場合、潜在意識か
ら浮かび上がってきたMelodyと違うものを意識的(顕在意識上で)に作り出します。
よく天才Artistが「Melodyが天から降ってくる」というのは、凡人が意識的に「今
(過去)あるものと違う作品を作ろう」という努力やProcessが頭の中で瞬間的に出
来るわけです。例えは雑ですが、電卓を使う一般人と暗算名人との差でしょうか。

彼女の作曲に戻ると、過去のMelodyとの検証作業をやっちゃいないし、やらないこ
とを誇ってさえいる。「突然、素晴らしいMelodyが浮かんだ。こんな簡単に出てく
るからには、昔聞いたことのある曲だと思い、周囲の人間に聞かせたけど、誰も知
らないと言う。本当に僕はこんな作品を独創したのか、皆んなが気づかないだけで、
実はとんでもない盗作をしてるんじゃないだろうかと悩んだ」これは、『Yestreday』
が出来た時のポール・マッカートニーの台詞(細かいとこは忘れました。もっとも
Beatles自身パクリの常習犯だけど)ですが、彼女には馬の耳に念仏なんでしょうね。

長々とくだらないこと書いてしまいスミマセン。でも何か冒涜されてる気がしたの
で、思わず書き込みしてしまいました。今後は健全な音楽ネタにします。それでは、また。