長年の疑問&高山さんの小説(長文)



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投稿者: 68user @ su1-2.edu.cc.gunma-u.ac.jp on 97/7/24 00:03:53

下の書き込み(高山さんの小説とその感想)を読んでいて、
昔から疑問だったことを質問したくなってしまいました。


小説を読みますよね。
そしたら何かしらの感想を持つでしょう。
それはいったいどのようなものですか?
どのようなものであるべきですか?

例えば新聞の書評なんかには
「○○は○○へのアンチテーゼである」とか
「○○と○○の存在の対比が現実社会の○○をもの語っている」
とか、あるいはくたプリさんみたいに
「他愛のない日常の中の異常」とかいろいろ難しい
ことが書いてあります。

小説を読んだらこういうことを思わなくちゃ
ならないんでしょうか。と、こう問うと
おそらく「人それぞれだよ」とか言われる
んでしょう。たぶん。だけど、例えば僕が
村上春樹を読んでも、上にあげたような
立派な言葉で感想を述べることはできない
んです。じゃあ言葉にはできないけど、
胸の中には立派な感想があるのか、というと
それさえもありません。

高山さんの小説を読んでも、くたプリさんの
ように立派な感想を抱くことはありませんでした。

僕の感受性の無さがそうさせるんでしょうけど、
何だか損しているような気がします。ただ文字を
読んでいるだけで何も吸収していない、っていう
かな。

同じ物を読んでいるのにくたプリさんは何かを
感じとっているのに僕にはそれがありません。
とってもくやしいです。

どうしたらいいのでしょうか。中学生のときから
悩んでいます
# っていうほど悩んでいるわけじゃないけど(^^;