CESAが「中古撲滅キャンペーン」だって。(長文



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投稿者: @ ppp470.sun-inet.or.jp on 98/1/15 14:00:50

今朝の新聞に、CESAが今年、「中古ソフト撲滅キャンペーン」
ってのをやるって書いてありました。
今年一年かけて、中古の違法性を訴えて行くらしい。
でも、やはり私は、これには納得できません。
最初に言っておきますが、私自身は中古ソフトは買ったことないし、
売ることもほとんどありません。(ほとんど発売日に買うし)
それに、メーカーの主張も、うなづける部分もあります。
たしかにゲームは、本やCDに比べて中古で扱われ過ぎてると
思います。
でも、買ったゲームって、「自分のモノ」であって、メーカーから
借りたものではありません。
中古屋に売った人を非難しても、「自分の物を売って何が悪い」
って言えばそれまで。
中古ソフトを買った人も、ちゃんとお金は出してるんだし、
批判するのはちょっと変です。(批判する人の気持ちも分かるが)
法律論はこの前やったし、素人が論じても不毛なだけなので(苦笑)、
止めておきますが、一つだけ言わせて下さい。

アメリカは中古OKなんです!

他国の例を持ち出すのは私自身嫌いだし、お叱りも受けそうですが・・・。
あの「知的所有権を一番大切にする超大国」でさえそうなんです。
「自分のモノを自由に売買できる」ような消費者の権利も
尊重されているんですね。

CESAのキャンペーンの件に話を戻します。
なんでこの一年、キャンペーンをするのか?
それはタイムリミットが近いからだと思うんです。
どうも話によると、著作権法の改正案が来年の通常国会に
上程されそうなのです。つまり、順調に行けば99年3月中に
著作権法は改正されるのです。
改正案によると、全ての著作物は同じ扱いになるようです。
つまり、ゲームの中古取引が違法ならば古本も違法であり、
古本がOKならばゲームの中古取引もOKというわけです。
他の「知的所有権先進国」のことも考えれば、全ての著作物の
中古取引を違法にするのは難しいみたいです。
こうなってしまうと、CESAの主張には根拠がなくなってしまうから、
今年一年キャンペーンをするのでしょう。

そうはいうものの、ゲームに関しては中古で扱われ過ぎだとも
思うんです。古本とか中古CDとかもあるけど、ゲームみたいに
普通の本屋に古本は置いてないし、CDショップにも普通は
中古CDは置いてないですから。
以前どなたかの書き込みで、ショップは「中古の方が儲かる」
ってありましたけど、これはどう考えても「異常」ですよね?
やっぱりゲームも返品制度を採りいれた方がいいのでは・・・?
そうすればお店側も安心して商品を仕入れられるので、
少なくとも新品と中古が同じ店内で扱われる状況は
変わっていくと思いますが。
もちろんそうなると、我々ユーザーも「暴落待ち」ができなくなるけど、
それぐらいは我慢すべきでしょう。

ちょっと横道にズレてしまいました。
皆さんはどう思われますか?
では。乱文にて失礼しました。