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投稿者:
菅原 広隆 @ ms01013.ppp.infoweb.or.jp on 98/1/13 18:11:28
In Reply to: グランディアはSSだからこそ売れた(論文調)
posted by 流氷 @ yhma0051.bekkoame.or.jp on 98/1/13 17:18:45
> しかしそういう人はPSの全てのソフトが売れていると
> 錯覚している。PSでも売れないソフトは五万とある。
> そして去年売れたタイトルを並べ見て分かることは、
> PSでヒットしたソフトは大手メーカーの名で売られたもの
> ばかりであることである。
> 逆にSSでは大手(要するにコナミやハドソンなど)と
> そうでないメーカーの売れ行きとが互角であると気づくはずだ。
それはまやかしでしょう。大手のソフトがそれ程売れないから、結果的に差が縮まって
いるように見えるだけでしょう?逆にお伺いしますが、SSで無名のソフトがどれだけ売れ
ます?先週のサタマガ見てごらんよ、売れ筋ばかりだよ。
「実数で」PS以上に売れているというなら、まだ説得力があるけど。
> 無論全体の販売数がSSはPSに水を開けられてるとは言え
> (セガの総販売本数は約300万本でFF7の340万に
> 及ばない)、大手の名が先に立つPSよりもSSのほうが
> ずっと新進メーカーあるいは少数精鋭メーカーにとって
> 存在価値のある場だと言える。
それも大いなるおごりですね。多分、貴方が仰る少数精鋭とはSSではトレジャー、
ゲームアーツなど、PSではフロムソフトウェアがこれに当てはまると思いますが、ど
ちらも似たようなものでしょう。
結局、これらを支持するのがコア層だけだから、その数が似たようなものである現在
ではその「住みごごち」の良さという点ではどちらも変わらないような気がしますが。
・・・むしろSSでも大作傾向が強まっているのが、気がかりですね。「ミニPS」と
化しているような気が。
> もしPSでゲームアーツの名を出し、年末にグランディアを
> 出していたなら、他のタイトルに埋没しその他大勢になって
> しまっていただろうことは想像に難くない。
「SSが十分に認知度があって」「ちゃんとしたPR」があればSSでももっと売れたし
PSでも十分にやっていけるでしょう。「知らしめる」ことを十分にやっていれば、その
ソフトに実力が備わっていれば、どのハードだって売れます。
それともなんですか。PSユーザーにはそんな見る目がないとでも?
前々から気になっていたんだけど、SSユーザーこそ、ゲームを見る目がある、ような
論調が目立つんだけど、非常に不愉快ですね。
おごりというか、井の中の蛙、というか。変にプライドが高く感じられて寂しいですね。
> グランディアをプレイした人の多くはゲーム自体に純粋に興味を
> 持ったのであって、ゲームアーツのブランドに惹かれただけでは
> ないはずだ(無論ルナシリーズなどでファンになった人も多い)。
は〜い、ここに「ゲームアーツ指名買い(妥協しない作り込みに惚れて)」をして買っ
た人がいます。僕はむしろこっちの方が理由になっている人の方が多いと思いますよ。
で、なければ、下の文章が矛盾してしまう。
> 年末に出てグランディアの販売数を争ったライバル達は皆、
> 前評判の点で大きくリードしていた。
> 電車でGO!はゲーセンで知られていたし、テイルズは続編で
> あるし、グランツーリスモはカーレースという極めて分かりやすい
> ジャンルである。そこで大河RPGで全くの叩き上げであった
> グランディアが、その中で20万の初動をたたいたことは特筆に
> 値する。
> 正直、「ゲームアーツ? なにそれ?」という哀しい言葉は
貴方自身、ゲームアーツのネームバリューが少ないことが理由と思っているんでしょう?
「電車でGO!」のタイトーも武器になるほどのネームバリューがあるわけではなく、
「グランツーリスモ」もそのソフトコンセプトが上手かった(+宣伝)からあれだけの
ヒットに結びついたわけです。
本当にグランディアがそのソフトのコンセプトが良かったから20万とはいえ、小ヒット
になったのか?
雑誌であれだけ取り上げなかったら?宮路さんがことあるごとに制作姿勢を発言してい
なかったら?そしてやはりゲームアーツのネームバリューがなかったら?SS界全体でこの
ソフトを「期待の大作ソフト」と持ち上げる気運がなかったら?
・・・まあ逆を言えば、それだけのプッシュがありながら、結局「ソウルハッカーズ」
や「さかつく2」と同程度の売れ行きしかなかったところを見ると、SSユーザーという
のはそのような「雑音」に惑わされない、選択眼を持っているのかもしれませんが。
>グランディアの良さは、やったみんなが認めるところである
> のだから。
志は買います。しかしやはり誰でも出来るゲームではないです。特にライトなユーザー
には勧められません。敷居を低くしたとはいえ、全体を見渡せずにストレスがたまること
こともままある3Dマップ、新規性を取り入れたが為にとっつきづらい戦闘、制限があり
かつそのユーザーインターフェイスが一昔前のアイテム周りのシステム、とまだまだ、
「売り込もう」としている層のレベルに、ゲームがレベルを落としていません。まだまだ
ゲーム中級者を向いているとしか思えません。これは「AZEL」も危惧していますが。
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