【師走大戦】 最後の餅つき〜その1



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投稿者: 編隊飛行 @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 97/12/10 13:17:35

〜〜はじめに〜〜

 このお話には、好ましくない表現が多数含まれております。
気分を害したくない方は読まれないことをお奨めいたします。
なお、苦情に関してはメールでのみ受け付けます。ここのレスでは、苦情に対
する返事はいたしかねますのでご了承ください。
                     〜作者から




 『師走大戦〜最後の餅つき』


「さぁ、杵も臼も借りてきたし、早速始めようぜ。」

 今日は帝劇の餅つき大会。来年の正月に飾る餅は、自分たちの手でつこう!
という米田の発案で、花組メンバーは朝から準備に追われていた。

「カンナさん、大神さん、ご苦労様。重かったでしょ?」

「こんなの軽いもんだぜ!なっ、隊長・・・・・どうしちまったんだ?」

「ぐぅぅぅぅ・・・・・・・・・・・・・・重い・・・・」

「いっけねぇ。臼を持ってた手を離しちまった。悪かったな、隊長。
 ・・・・はっ!!よっしゃぁ!!」

 左手で臼を持つと、あっという間に肩の上まで差し上げてしまったカンナ。

「だらしねぇな。日頃の鍛錬が足りない証拠だぜ!!」

「カ、カンナ・・・ぜぃぜい・・・・その臼、・・・はぁはぁ・・・
   100kgはあるぞ。。。ぜぃぜぃぜぃ・・・」

「軽いもんだぜ!!さっ、使う前に洗いにいくぜ。隊長!!」

「ちょ、ちょっと休ませてくれ〜〜〜!!!!」

 左肩には巨大な臼、右手で青息吐息の大神の襟首をひっ掴み、大股で裏の
洗い場へと歩いていくカンナ。

「相変わらずがさつな人ですこと。」

「すごい力ですね・・・・・。」

「さぁ、私たちは餅米を蒸すわよ!!」

「は〜〜い!アイリスも手伝う!!」