Re: 正月大戦・すみれ様の誕生日・その1(長文)



[ このメッセージへの返事 ] [ 返事を書く ] [ home.html ]



投稿者: 神崎 光軒 @ king332.kings-net.ne.jp on 98/1/08 00:06:58

In Reply to: 正月大戦・すみれ様の誕生日・はじめに

posted by 神崎 光軒 @ king332.kings-net.ne.jp on 98/1/08 00:04:01

太正14年、1月8日、午前6時大帝国劇場廊下

「ま白き肌と後れ毛に〜♪」

かなり肌寒い冬の朝自称帝劇トップスター神崎すみれは
いつもより早く起きていた。

(今日は私の誕生日。今まで誕生日なんてどうでも良かったけど、
今年はみなさんや少尉がいますものねぇ〜。去年は大変だったせいで
お開きになりましたけど…何か良いことあるかしら?)
なんて考えながら、浮き足立ってサロンへ向かって行った。

================サロン==================

サロンでは藤井かすみがいた。彼女は帝劇の中で最も朝が早いらしい。

かすみ 「おはようございます。すみれさん。」

すみれ 「おはようございますですわ。かすみさん。」

かすみ 「今朝は早いですね。」

すみれ 「そうかしら?おっほほほほ。」

そう言いながらすみれは朝一番の紅茶を入れる。

すみれ 「はい、どうぞ。」

そう言ってすみれはかすみに紅茶を差し出した。

かすみ 「ありがとう。いい香りですね、すみれさん。」

すみれ 「どういたしまして。ほほほ。」