Re: 正月大戦・すみれ様の誕生日・その4(長文)



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投稿者: 神崎 光軒 @ king332.kings-net.ne.jp on 98/1/08 00:14:27

In Reply to: Re: 正月大戦・すみれ様の誕生日・その3(長文)

posted by 神崎 光軒 @ king332.kings-net.ne.jp on 98/1/08 00:11:21


操 「すみれ様はどなたでしゅか?」

編〇〇行 「うむっ今日からおまえはあの方におつかえするのだ。」

すると操はギギギッとすみれのほうを向いた。

操の思考回路
テッ、テッ、テッ、テッテッテッテッテッテ!シュッシュッシュッシュッシュ!!
リップス風に

操 「すみれさん、結婚してくださいでしゅ~!☆彡」

すみれ 「はあ?」

編〇〇行 「おい!私はおつかえしろと言ったのだ。」

操 「うるさいでしゅね〜☆彡」

そう言うと操は編〇〇行にくるりと振り向くと右手を差し出し
ロケットパンチを繰り出した。

編〇〇行 「おおっお約束を!ぐはぁっ!!」

編〇〇行はその場に倒れ込んだ。

操 「人の恋路を邪魔するやつはゆるさないでしゅ!」

操は編〇〇行を見下しながら吐き捨てるように言った。
そして、またすみれのほうに向き直ると

操 「さあすみれさん、まずは一緒にマンボを踊るでしゅ!」

すみれ 「えっ?うれしいですけど、遠慮させていただきますわ。私、
今はそんな気持ちではありませんので。」

操 「しゅっしゅみれしゃ〜ん。しょっしょんな。」

ギギギギギギギギギップシュー!
操はあまりのショックのため動かなくなってしまった。

すみれは操からの恐ろしい誘いをかろうじて断ると
1人で誰もいないベランダへ出た。

(何故こんなパーティーなんて開くのですの?私はただ、家族みんなに
祝ってもらいたかったのですわ!こんな寂しさが増すのなら、誕生日
なんて要りませんわ!)

彼女の頬を一粒の滴が濡らした…涙…人前では決して見せないもの

すみれは涙ぐんでいた。

(素直じゃないからかしら…誕生日なんて………)

…………………………………………………………………………………

コンコンッ

大神 「すみれくんいるかい?」

(あらやだ私ったらいつのまに眠ったのかしら。いやな夢を見ましたわ。)

すみれ 「あら?少尉何か用ですの?」

大神 「すみれくん、楽屋に来てほしいんだ。」

すみれ 「楽屋に?」

大神 「まってるよ。」

すみれ 「あっ、少尉!……しょうがないですわね。行きますわ。」