2017/09/27 GCP の Compute Engine・App Engine 等が AWS より5日早く秒単位課金を開始。Windows も RHEL も OK!

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このページは AWS ブログの Google Cloud Platform Blog: Extending per second billing in Google Cloud について、Google 翻訳 + 当ページ管理人の低い英語力で翻訳したものです。

当ページ管理人による要約:

  • 2017/09/26 (即日) より、Compute Engine、Container Engine、Cloud Dataproc、App Engine の請求を 1秒単位とする。
  • ただし最低でも1分間の課金がある。1秒だけ使っても 60秒の課金。61秒つかったら 61秒の課金。
  • Compute Engine と Cloud Dataproc はこれまで分単位 (最低10分)であったが、秒単位 (最低1分) になった。
  • Container Engine と App Engine はこれまで時間単位であったが、秒単位 (最低1分) になった。
  • Compute Engine については、Windows や RHEL 等も秒単位課金となる (AWS では Windows・RHEL は時間単位)。
  • AWS は 2017/10/2 からの秒単位課金を予告していたが、GCP はそれより数日早く秒単位課金を開始したことになる。
  • 一方で、「1時間単位→1分単位は効果があるが、1分→1秒なんてそれほど意味ないよ」とも言っており、興味深い。
  • つまり、1時間→1秒単位となった Container Engine と App Engine の利用者が一番うれしいのではないか。

競合比較は下記。

  • AWS の EC2 (仮想マシン)、EBS (EC2 付属のディスク) は 1秒単位 (最低1分) だが、AWS の場合 Windows・RHEL などは 1時間単位である。
  • Azure VM (仮想マシン) は 1分単位 (秒単位切り上げ)。App Service (PaaS) も 1分単位。

Azure 様がんばって。

Google Cloud (GCP) が 秒単位課金に対応

2017/09/26(火) By Compute EngineのグループプロダクトマネージャPaul Nash

Compute Engine、Container Engine、Cloud Dataproc、App Engine について、最低1分かつ秒単位の課金を開始します。これは本日から有効で、Windows Server、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)、SUSE Enterprise Linux ServerなどのプレミアムOSイメージを実行や、プリエンプティブVM (有効期間が短いが安い VM) など、すべてのVMに適用されます。

2013年に発表された永続ディスクと、使用済ディスカウントとGPUは当初から秒単位課金でしたが、今回 Compute Engine、Container Engine、Cloud Dataproc、App Engine も秒単位課金サービスに仲間入りすることになります。

ほとんどの場合、1分あたりの課金と1秒あたりの課金の差はごくわずかです。一方、1時間単位の課金から1分単位の課金への変更は、トラフィックが急増するアプリケーション(特にウェブサイト、モバイルアプリ、データ処理ジョブ)にとって大きな違いになります。あなたが数分間しか必要としない1時間の間、それらのマシンに支払わなければならない場合、すぐに拡大縮小する能力はかなりのコストになる可能性があります。

例を見てみましょう。平均してVMの有効期間が1分あたりの課金が30秒に切り上げられた場合、毎日2,600 vCPU 分を節約すれば、そのお金で99セントの朝のコーヒーを飲むことができます。これに対して、1時間単位の請求による損失は、毎朝コーヒーメーカーを購入するのに十分です(この例では100ドル以上)。

お分かりのように、請求精度の向上の価値は、ほとんどの場合1分あたりです。これはたぶん、多くの顧客から毎秒の要求を聞いたことがない理由です。しかし、モーニングコーヒーとコアタイムのどちらかを諦めてほしくはありません。よって、今回、秒単位の請求を導入することにしたのです。

私たちは何年もあなたの利益のために真のイノベーションに焦点を当ててきました。まず、自動割引(継続使用割引)、時間の影響を受けないアプリケーション(プリエンプティブVM)のための予測可能な価格のVM、必要なRAMおよびvCPU(カスタムマシンタイプ)の選択、分単位の請求、前払いまたは特定の機種/ファミリ/ゾーン(コミットされた使用割引)に固執することを強制しないコミットメント。

私たちはお金を節約するための新しい方法を構築し続けます。以前は不可能だった可能性を高めるためにGoogle Cloudの限界をどのように押し進めるのか楽しみにしています。

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