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投稿者：
サジ @ user015.ipc-tokai.or.jp on 98/3/17 20:53:35
In Reply to: Re: EVE2肯定派の人に質問（ネタバレ）
posted by さら @ ppp149167.asahi-net.or.jp on 98/3/17 20:25:26
> 真弥子道具扱いについて。
> 前作のラストは一時期仕事から帰ると毎日（ひと月くらいそういう状態が続いた）見ていた
> ほど泣きまくったシーンでした。ひとえに、真弥子の背負った運命のため、なのですが・・・
> 今作では真弥子は徹底的に道具扱いされるわけですが、それはシナリオの作り方の手
> 法のひとつだと考えています。今作で彼女が死ぬ（？）ときに前作の台詞に似た台詞が
> でてきますが、あの台詞をいったときの真弥子の気持ちはどうだったのでしょうか？
> 「役に立って死ねるなら」，これをいった時の真弥子の気持ちは。プリシアの気持ちは後の
> スネークとのシーンでもわかるとおり、なのですが・・・・
> 数時間で死んでしまう自分、それを知ったときの真弥子の気持ち、そして、替え玉になる
> ことを決意し、それによって真弥子が得たもの。
> それを考えると，ぐっとくるものがあります・・・・
肯定派の人はやはりそういう解釈をしてるんですね。
いや、それを否定するつもりはありませんが、私とは違うんだなあと
いう事で。
前作のラストを何度も見ている人なら覚えていると思いますが、
真弥子の本当の望みというのは、人並みの幸せを味わいたいという事
なのです（父親にそれを言ったら殴られてましたね）。
決して必要としてくれる人の為に死ぬ事なんかじゃないんですよね。
「役に立って死ねるなら」と言った時の真弥子の気持ちと言うのは、
どうせ５時間で死んでしまうなら、何もせずに死ぬよりはプリシアの
身代わりとなって死ぬ方がまだマシ、というレベルの物です。
逆に言うと、５時間で死なない運命だったなら、身代わりになる事を
すすんで望まないでしょう（前作の真弥子の望みを踏まえると）。
そういう解釈をしているので、自分を必要としれくれる友達がいれば
生きていけて人並みの幸せを味わえるかもしれなかった真弥子を、
道具として使いまくって希望の芽を摘んでしまった今回のシナリオは
続編として認められないと思っています。
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