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へんたいひこ〜 @ ppp016.vit.or.jp on 98/1/13 03:45:41
In Reply to: 【帝撃名作劇場】〜ピノキオ〜その１（長文）
posted by へんたいひこ〜 @ ppp016.vit.or.jp on 98/1/13 03:44:30
その夜。
「わーいわーい！！魔法少女アイリス参上〜！！」
「し〜〜〜っ！アイリス、じじいが起きちゃうよ。」
「アイリスは魔法の国からやってきた女の子。
クマのぬいぐるみの姿をしたジャンポールをお供に、一人前の魔法少女になる
ために人間界へ修行に来たの。今は、大神お兄ちゃんの妹ってことで、帝撃学
園の初等部に在学中。早く一人前になって、人間界を幸せにできるような魔法
使いになりたいなぁ。きゃはっ♪」
「き、きゃはっ♪て・・・。説明が長いよ〜。アイリス・・・」
「だって、知らない人たちも多いでしょ？」
「そ、そうだね・・・。おかげで苦情が・・・。」
「いいから続けるよ！ジャンポール、今日は、お人形に命を吹き込むのね？」
「そうだよ。命のないものに魂を吹き込む。難しいけどできるかな？」
「まかせて！今までの修行の成果を見せてあげる！！」
「だから心配なんだけど・・・・・。」
〜シャキーン ← 魔法のステッキを取り出す音
「アイリス マイルス ルレルリラ・・・」
〜どんよよよぉぉん
『うみゅ？僕はどうしたでしゅか？なんか自由に体が動く・・・って糸が絡んで
動けないでしゅ〜☆ さらに、身体の上に、ろうまで垂れてるでしゅね？』
「やった〜！大成功だね。ジャンポール！！」
「みたいだね・・・。しゃべり方がちょっとおかしいけど・・・。」
『僕は、操り人形の「ミサオ＝ピノキオ＝カンザキ」だお！って、ミドルネーム
を付けた方がなんかかっこいいでしゅね☆彡うん。』
「よ、よく喋る人形だなぁ・・・。」
「こんばんは。人形さん。アイリスは魔法使いだよ！！」
『うみゅ？僕に命をくれたでしゅか？ありがとうでしゅ。よく見るとかわいいで
しゅね♪ファンになってしまったでしゅ！！っていうか〜☆彡早くひもをほど
いて欲しいでしゅ。ちょっと気持ちいいからもう少しこのままでもいいでしゅ
けど（爆）』
縛られて吊されて、ろうを垂らされて気持ちいい？なんか違うだろ〜！！
『おや？写真が１枚落ちてるでしゅ・・・。半ズボン履いた男の子でしゅね？』
「だめ！それはアイリスの！！アイリスと同じ年齢のお兄ちゃん・・・。
アイリスが大きくなれないから、写真だけでも年齢を合わせるの・・・。」
『その男の子が大事なんでしゅか？』
「そう。これが恋というものなのね・・・（自己陶酔）」
『なるほど。半ズボンを履いた男の子が好き・・・インプットするでしゅ〜！！
しょた！！！！！』
「ちょっと、アイリス。そんなどうでもいいこと話してるからいつも長編になっ
ちゃうだろ？」
「しょうがないでしょ？いろんな設定が出てきちゃったんだから。」
「ようするに、つじつま合わせだね・・・。」
「これでも少ないの。ＤＮＡ鑑定装置とか。この頃は乗り込むことさえできるん
だから。」
「はぁ・・・。進化してるんだ。そのうち液体金属もでるんだろうなぁ。」
『なにをごちゃごちゃ言ってるでしゅか？かっこよければそれでいいだお☆彡』
「そうだよね。じゃ、いい子にしてたら今度は人間にしてあげるからね。アイリ
ス帰るよ！！」
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