Re: その2ですぅ〜



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投稿者: 凛 @ a023075.ap.plala.or.jp on 97/11/19 02:42:11

In Reply to: SSどす。(さたーんニアラズ(笑))

posted by 凛 @ a023075.ap.plala.or.jp on 97/11/19 02:24:02


大神:「あの頃は・・・俺の七五三だって父さんが聞いてね、陸軍の仕事が忙しいのに
わざわざ戻って来てくれたんだ。あの時は本当に嬉しかった・・・」

                  −−−以下懐古風景−−−

一郎:「うわぁ!父さん、来てくれたんだ!!ねぇねぇ!見てカッコイイでしょう!」

父さん:「はっはっは!!一郎もこんなに大きくなっていたのか!」

一郎の父は普段顔を合わせることが少ない一郎を見て、大声を出して笑った。

母さん:「あらあら、あなた。そんなに大声を出されてはご近所の迷惑ですわ。
ほら、一郎もそんなにはしゃぐと、せっかくの着物が台無しですよ。」

一郎の母は少し困惑していたが、それでもやはり自分の夫と会えた事を嬉しく思っていた。

一郎:「だって、父さんが本当に来てくれるとは思わなかったもん!ねぇ、早く神社に
お参りに行こうよぉ〜!!」

父さん:「はっはっは!!男と男の約束だろう?父さんが一郎との約束を破るはずが無いだろう。」

母さん:「本当にありがとうございました。あなた。私も来て頂けるとは思わなかったので・・・」

父さん:「おいおい、母さんまで俺の事を信頼していなかったのか?」

父は少し困った顔をして一郎と母を見る。

一郎:「うぅん!そんな事は無いよ!それよりも早くぅ〜!!」

母さん:「えぇ、そーですわね。早くお参りに行きましょうか。さぁ、あなたも着替えて下さいな。」

父さん:「あぁ、そうだな。早くお参りして、千歳飴でも買ってやろう、一郎。」

一郎:「うわぁ〜い!早く、早くぅ〜!!」

一郎はすでに父さんが来てくれた事よりも千歳飴の方に気持ちを移らせていた。
そして10分程して。

父さん:「さて、着替えた事だし、そろそろ行こうか。」

母さん:「えぇ、行きましょうか。」

一郎:「やったぁ〜!!早く千歳飴を食べたいなぁ〜」

続く