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投稿者:
燕アキラ(偽) @ 202.23.241.140 on 97/11/14 15:19:20
さてと・・・。じゃ、へっぽこな小説を書いて見よう!
初めて書く小説だからなぁ・・・。どうなることやら・・・。(^^;)
それでは、はじまり、はじまり〜(^^)
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ハロウィン特別公演も終り、大神は花組みの打ち上げに参加していた。
みんな、はしゃいでいて、いつもは規律に厳しいマリアさえも、この日は珍しく、カンナやすみれ
の飲酒を黙認していた。さすがに、アイリスが飲んでいるのは、ジュースだったが。
さくらも、すみれとカンナの酔っ払い二人に強引に勧められ、コップ半分ほどの酒を飲んで、頬を
さくら色に染め、ほろ酔いかげんだった。
大神はというと、二人に囲まれ、飲んでも、継ぎ足されて減らないお酒に悪戦苦闘していた。
「カ、カンナにすみれくん、俺はもう飲めないよ・・・。」
「なぁんですってぇ〜!?ひょういっ!わらくひの酌が受けられないとおっしゃるのぉ!?ヒック」
「あんだとぉ〜!?おいっ!隊長!あたいの酌じゃ飲めね〜ってぇのか!?そういやぁ、さっきから
全然減ってね〜じゃねぇ〜か!」
「それは君達が注ぎ足すから・・・。」
「あ?何か言ったか!?」「何かおっしゃって!?」
「何でもありません・・・。」
いつもは喧嘩ばかりなのに、こんなときだけ、気が合っている。そんな状態から逃げ出して、大神は
テラスで涼んでいた。
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外はすっかり夜が更けて、下を見下ろせば、街灯がきらめき、空を見上げると、満天の星が瞬く。
自分達が守った町、あの戦いから、もうじき1年が経とうとしている。
(あやめさん・・・。帝都に平和は戻りました。しかし、貴方はもうここにはいない。あなたの世界、
天国へと旅立ってしまわれたんですね。もう一度、あなたに会える日は来るのでしょうか・・・?)
一人テラスにたたずみ、大神は天に上った女性、藤枝あやめのことを考えていた。
さくらの問いが、胸によみがえる。
(「大神さん、あやめさんのこと・・・、好きだったでしょ?」
あのときの答えは、「わからない」だった・・・。では今は・・・?
悪魔王叉丹との戦いの後、さくらくんに言った、「俺にはみんながいる、大切なみんなが。」と言っ
た心に嘘はない。しかし、あやめさんのことは、今でも、忘れることができない・・・。)
弱々しくかぶりを振る大神の背中に、ためらいがちな声が掛けられた。
中編に続く(^^;)
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とりあえずここまで。もういいよという方、続きを読んで下さるという心の広い方、レスよろしく。
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