今年の夏も何もしなかったなあ(いつものやつ)



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投稿者: hiv @ toky8DU28.tk.mesh.ad.jp on 97/8/27 22:53:49

こんにちは。

いやあ、本当に時間というのはあっという間に過ぎていくもので、
8月も終わりを迎えようとしています。
「ああ、今年の夏も何もしなかったなあ・・・、くふぅ。」
などと、ちょっと疲れたように、かつ淋しげに溜め息をついてしましますね。
そんな今日この頃ですから、やはり<いつものやつ>をいってみましょう。

今回は『瑠璃色の雪』です。
98版でごめんなさいね。
このゲームを作っている「アイル」というメーカーさんは、窓達版へ
順次移植しているようなので、まあDOS/V系の方もいずれはプレイできる
かもしれません。

さて、私はこのゲームを純愛系だと思っていたのですが、全然違いますね。
一部のキャラクターがいい味を出しているので好きな方もいるとは思いますが、
一口で言うならば、エロゲーであるということをとても大切にしてるゲームです。

ストーリーを簡単にご紹介しましょう。
両親を亡くした主人公が、幽霊が出ると噂のあるマンションの一室に引っ越す
ことになります。
そこで怪しげな壺を見つけた主人公達は、お約束のごとく封印を破ってしまい、
中から飛び出した雪女(瑠璃)と生活を共にするうち、騒動が起こったり
起こらなかったり・・・、というものです。
この「起こったり起こらなかったり」という、雪女が現れた割には何げな
展開がこのゲームの本当の魅力かもしれません。

ゲーム自身は「同級生」を簡素にしたものだと思えばわかりやすいでしょうか。
それ故にチープな感じすらします。
白っぽくタイリングが荒いCGに、貧弱なテキスト。
加えて、愛情値上げ作業の冗長なこと・・。

しかしながら私がこのゲームが「エロゲーである」ことをとても大切にしている
と感じるのは、システムが非常にユーザーフレンドリーだからです。
セーブ箇所の多さ(50個)、シーンリプレイ、暇つぶしコマンド、自動的に
イベントにつれていってくれる点、ヒント&答え選択肢、などなど、実に自分達が
何を作っているのかを良く理解した作りです。

また、エロ的にもボリュームがありますね。
やりごたえがありました。
愛情値が足りないと鬼畜系の展開になってしまったりするところも、やはり
ユーザーを満足させようという意図が見て取れます。

さて、このゲームを「エロエロ」と連呼すると不愉快に思われる方もいるかも
しれません。
しかしながら私はこのゲームを作った人たちが、「エロゲーである」ということに
忠実であった点を高く評価したいのです。

P.S
○ー○ーさんはご覧になっているでしょうか?
大変なゲームを選んでしまったので遅れてしまいましたが、これが私の答えです。
もちろん見てらっしゃらなくても一向に構いません。
これはそういう性質のものです。