それを何とかする手段として民主主義が存在するのでは



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投稿者: freeman @ ins26.omiya.dti.ne.jp on 98/2/25 04:46:49

In Reply to: Re:いつの世も、国民は支配者の駒にすぎない

posted by ピーマン @ a045022.ap.plala.or.jp on 98/2/25 00:54:20

だから、簡単に国民を駒とかいうのも問題ですよ。
結果的に民主主義の権利を放棄していると見ることもできますから。
…でもまぁ、現実的にはそういう人が多いのでしょうけど。
特に若い世代に多いのには問題ですよね。…いずれ報いを受けなければ良いですが・・・

>  戦えだの爆撃しろだの自分に直接関係ないから簡単に言えるんですよ。アメリカに協力するために自分が前線に出て戦えといわれたらどうします?
>  もし自分の住んでる街が攻撃される可能性があるとしたら?自分や家族に死の危険がせまっているとしたら?
>  実際には、そんな可能性はゼロに等いから、自分には関係ないから、いとも簡単に「攻撃しろ」なんて言葉が、出てくるんですよ。テレビゲームじゃないよ戦争は。
>
そう言ってしまうと、こうも言えますよ。
もし、イラクに対して何の制裁も加えず彼らがかつてのナチスのような暴虐な行為に出たとしたら?
更に力を付け、イスラム世界の盟主として石油の輸出をストップさせるような挙にでたら?
かつてのドイツをナチズムを未然に防ぐ行為に連合国側が動いていたら?
その時は第2次大戦もおきなかったかもしれません。

言い換えますと、他人事ではないということですね。
我々日本人は特に外交や国際的常識には疎いので、蚊帳の外のように感じてい折られるのかもしれませんが、そうではないんですよ。シュペーアさんが言われるように。シュペーアさん自体、石油問題を例に出してその事を指しています。

>  アメリカの行動が、是か非かは問題が難しすぎて私には分かりませんが、今回の結果は、それなりの評価はされていいのではと思います。

厄介な問題を先に持ち越したとも見えるかも知れません。

孫子の兵法に書かれているとおり、軍事行為自体は手段であり、目的ではないという事をわすれてはいけませんね。

基をただせば、イラクがクェートに進行して、国際法を踏みにじって違法行為を行った事にあるわけで、こういう行為を認めてはならないというのは今世紀に愚かな戦争をした日本人は特に認識しておかなければならないのだと思いますよ。

視点を変えれば、ピーマンさんのような考え方も分からないわけではありませんけど、何よりも重要なことをは国際秩序の維持だと思います。
その手段として違法行為を行っている国を厳しく監視して、武器を与えないような行為をすることは正しいことです。

イラク側にもクェートに対しての彼らなりの見方や考えや思いがあるのかもしれないですが、武力を用いることは下の下の行為ですよね。だからこそ、彼らは湾岸戦争で痛い目を見たわけです。今の時代に国を作ったのならば、外交でそれを解決すべきです。

爆撃するか否かは、多分誰にも分からないでしょう。問題は結果的にそれでその後どうなるか?
ということではないでしょうか?