真・サクラ大戦2第七話中前編



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投稿者: 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 98/1/08 12:18:02

In Reply to: 真・サクラ大戦2第七話前編

posted by 絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 98/1/08 10:46:12

その時、そんな二人を見つめる一人の影が・・・・

梓:「・・・・・・・ふう・・私の負けですね。」
梓:「・・・・初恋が実らないというのは本当なのですね、お母様・・・・・」
梓は足早に離れた・・・・・

支配人室・・・・・
米田:「すまねえ、義孝・・・・俺はおめえの息子を守ってやる事ができねかった・・
本当にすまねえ・・・・・」
米田は一枚の写真を見ていた。そこには陸軍対降魔部隊、真宮寺 一馬、山崎 真之介
藤枝 あやめ、米田とそして海軍正装を着た青年士官が写っていた。
その襟の階級章は中佐のようだった・・・・・・・

数時間後。
ビィー!ビィー!!ビィー!!!

大神:「・・・・・来たな!」

大神:「大神以下帝国華撃団・花組全員揃いました!」
米田:「来たか!畏れ多くも黒鬼会が宮城に向かってるという情報が入った!
急いで出撃だ!!」
大神:「宮城が!?了解!!みんな、行くぞ!」
全員:「了解!!」

宮城・・・・・
指揮官:「撃て!撃て!!畏れ多くも陛下のおわしますこの御城に
一機たりとも近づけてはならん!!」
兵士:「だ、駄目です!全然歯が立ちません!!」
脇侍:「抹殺!抹殺!」
兵士:「ぐ、ぐわあああああ!!!」
指揮官:「お、おのれええええ!!こうなれば、刺し違えるまで!!」

ボボン!!
全員:「帝国華撃団、参上!!」

指揮官:「おおお!」
大神:「大丈夫ですか?ここは我々に任せて、待避を!」
指揮官:「・・・・すまぬ。よろしくお願いする!!」
大神:「了解!行くぞ!!」
全員:「おお!」

カンナ:「よっしゃ!桐島カンナ、「列豪」(れつごう)!いくぜ!」
マリア:「「雪嵐」(せつらん)行きます!」
カンナとマリアの機体は紫苑の「龍弐」をベースにした機体であり、重装甲と
高出力が売りである。
カンナ:「はあああ!桐島流奥義・「龍翔一陣」(りゅうしょういつじん)!!」
カンナ機の両腕に霊力が宿り、直後に発炎!敵機を焼き尽くした!
マリア:「ハアアア・・・受けよ!「カニエーツ」!!」
マリア機の霊子ライフルに霊力が収束、瞬く間に氷の壁を作り上げ、敵を破壊する!

アイリス:「アイリス、「光霊」いっきま〜す!!」
アイリスの機体は梓の「龍参」と基礎設計を同じにする兄弟機である。
アイリス:「いっくよ〜!「イリス・ストライク」!!」
アイリスの技は攻撃だけでなく、防御に使える攻防一体の武器だ!

紅蘭:「李紅蘭、「雷鋒」(らいほう)いっくで〜!!」
紅蘭の機体「雷鋒」は龍壱と龍弐の良い所を集めた新設計機である。
紅蘭:「誤差修正左参度・・・・発射!!」
ッダダダダダダッダダダダダダダダ!!!!瞬く間にスクラップの山ができる!

すみれ:「神崎 すみれ、「紫麗」(しれい)!参りますわ!」
さくら:「真宮寺 さくら、「疾風」(はやて)!!いきます!」
すみれとさくらの機体は汎用性・運動性が高い「龍壱」の再設計機だ。

すみれ:「『神崎風塵流・鶴翼の舞』!!」
まさしく鶴が翼をひろげ、炎を纏い、優雅に飛翔するが如くすみれ機は舞う!
そして、舞が終わる頃には、四方の残骸を残すのみだった・・・・・・

さくら:「『破邪剣征・桜花裂風』!!」
居合いから一閃!すると、竜巻が起こり、みるみる脇侍を飲み込み、天たかく
に消える!

大神:「よし!みんな片付いたな!」
梓:「一郎くん!あれ見て!」
大神:「なに!?」
紫苑:「あ、あれは!?」
見ると天空から一人の老人が舞い降りた。

森羅冠:「ほほう・・・やるではないか・・・・」
大神:「貴様が森羅冠だな!」
森羅冠:「いかにも。帝国華撃団よ、この我に盾付いた事、地獄で後悔するがいい!!
出でよ!我が手となり足となりし僕、「月黄泉」(つきよみ)よ!!」
森羅冠の足元より漆黒と血の色をした機体が出る・・・・・
大神:「なにを!行くぞ、みんな!」
全員:「おお!!」

梓:「行くわよ!念動弓・雷神閃空!!」
紫苑:「くらえ!クロスクラッシャー!!」

バシ!バシ!
紫苑:「なんだと!」
梓:「そんな・・・・・」
森羅冠:「こわっぱめが!消えろ!!」
月黄泉が両腕を突き出すと、巨大な漆黒の闇が打ち出される!
梓:「これは!」
紫苑:「しまった!」
森羅冠:「邪推砲!!(じゃすいほう)」

梓:「きゃああああ!!」
紫苑:「うあああああ!!」
大神:「梓、紫苑!」
梓:「ううう・・・・・・な、何とか大丈、夫よ・・・・」
紫苑:「左推進システム、出力低下、右のオーラ・ランチャーが使用不能です・・・」
大神:「な、なんて力だ・・・・」
森羅冠:「ふふふふ。恐ろしかろう、我の力は魔陣の力でさらに増幅されているのだよ
思い知ったかね。」
カンナ:「あいつ、まだ全然本気だしてねえみたいだぜ。」
大神:「アイリス、梓と紫苑の回復を頼む!」
アイリス:「うん!イリス・ジャルダン!」
龍参と龍弐の霊子領域が回復する。

マリア:「どうします、隊長。」
大神:「よし、3機一組になって、それぞれの必殺技で一斉攻撃だ!
さくらくん、すみれくんは俺と中央、梓とアイリスそれに紅蘭は右から
マリアとカンナ、紫苑は左からだ!!」
全員:「了解!!」

マリア:「くらえ、カニエーツ!!」
カンナ:「龍翔一陣!!」
紫苑:「クロスクラッシャー!!」
森羅冠:「なんの!」

梓:「念動閃雷・ストライクキャノン!!」
紅蘭:「聖獣ロボ!!」
アイリス:「えーい!!」
森羅冠:「ええい、うっとおしい!!」

大神:「今だ!」
さくら:「破邪剣征・百花繚乱!!」
すみれ:「神崎風塵流・鳳凰の舞!!」
森羅冠:「やらせはせんよ!」
大神:「な、なに!しまった!」
森羅冠:「貴様等のすることなど御見通しよ!本命は大神一郎、貴様だと言うこともな!」

大神機に月黄泉の魔手が迫る!

さくら:「大神さん!!」