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投稿者:
HaaRokudemoneeKakkowari- @ pppA303.kyoto-inet.or.jp on 97/11/18 01:29:02
In Reply to: Re: ハロウィン大戦・黒之巣会の野望3
posted by HardRockKingdom @ pppA303.kyoto-inet.or.jp on 97/11/18 01:09:58
後日談
あれから黒之巣会の面々がどうなったかというと、
天海は今回のハロウィン祭を通じて、帝国と諸外国との友好に一役買ったということで表彰され、
また文化史にもその名を残す。
弥勒は今回のためにお菓子を作り続けたのだが、それに味をしめ製菓会社を設立し成功する。
また帝国初めての女社長としても注目される。
刹那と羅刹はすっかり百姓仕事が板に付き、田舎へ帰って農業に従事することになる。
そして叉丹はというと今は野望を捨て、放浪の旅に出ていた。
「祭りは元来、人々の厄を払い幸せを呼ぶと言うが今回のことは出来過ぎだ、私には解らない。
背いてしまったが、やはりあなたが正しいのだろうか・・・、父よ。」
あれから冬が過ぎ、春が訪れようとしていたが、叉丹は曇る表情のまま、解けた雪の残る街道を歩んでいった。
(終わり)
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