ずるいよね(いつものやつ)



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投稿者: hiv @ Ntk230DU05.tk2.mesh.ad.jp on 97/9/29 01:03:12

こんにちは。

今日も今日とて秋葉へゴー。
「おいらは自作のパーツを見に行くんだぜえ」
とか思っていても、足は何故かソフマップ13号館の6階やZの3階に向かって
しまうから不思議です。

さて、一口にエロゲーと申しましても実に沢山ありまして、どれを買って
良いものやら思案に暮れてしまいます。
そんなときはパッケージの裏を見るか、タイトルで決めるしかありません。

今日ご紹介するゲームはタイトルがずるいです。
その名も『お兄ちゃんへ』。
買ってしまう自分も自分ですが、誰も貸してくれないので致し方ありません。

出だしのストーリーを簡単にご説明しますと、
 両親を失った主人公が、自分の中の妹への思いに耐えきれなくなって、
 田舎の名家であった家を飛び出します。
 東京へ出てきて、イラストレーターとして生計が立てられるようになった
 ある日、妹が危篤であるとの電報を受け取ります。
 2度と帰るつもりのなかった実家に迷いつつも帰る主人公を待っていたのは
 ・・・・・・
といった感じです。

このゲームは、常に2択で進めます。
しかも選択機会が少ない。
その割にエンディングが豊富にあります。
つまり一つ一つの選択肢が大変大きな意味を持ちます。
バットエンディングが多いのですが、選択機会が少ないのでどこで間違えた
のかわかりやすいのは結構なことだと思います。

このゲームには故人も含めると3組の兄妹が登場し、それに村の因習などが
加わったシナリオはまず悪くないのですが、事件の発端を作ったおっさんの
野望があまりに陳腐なので、全て台無しの感がなきにしもあらず。
ツゥルーエンディングのシナリオはかなり良いと思うのですが。

どうなんでしょう?
私、このゲームをやった感じとしては、まずまず標準クラスかなと思うのですが、
色々不満な点もあります。
・ダーク系の割に絵的に弱い。
・声優さんがヘタッピ。
・主人公がすぐに意識の底へと沈んでいってしまう。(うっとうしい)
・ツゥルーエンディングに入るためには、他のエンディングを見ておかなくては
 ならない。
・・・などなど、どういう訳かケチをつけたくなります。

もっとも、「お兄ちゃん」この言葉に魅せられた人間には、どうでも良いこと
かもしれませんね。
私は違う・・・、はず。
だよね、きっと。
ホントだってば。