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投稿者：
政治を専攻する学生 @ prxB2.kyoto-inet.or.jp on 97/12/04 00:16:41
In Reply to: 絶対許せないぞ！破たん銀行でボーナス？？？
posted by サラリーマン @ INS12.sapporo.dti.ne.jp on 97/12/03 22:13:57
> ボーナスは企業の業績により出るもので、普通破たんした企業では出ないでしょ
> 別に普通の企業なら許せるけど、公的資金の導入があるのにボーナスなんて．．
これはあまりにも前過程を無視した考え方だと思います。
北海道拓殖銀行は企業の倒産と違って、「営業権を譲渡しただけ」です。
またボーナスというのは今の通説では「毎月の給料の積み立て分」と考えられています。
だから一般企業でボーナス月にならずに退職した人も、後にもらっていない分のボーナスを
退職した企業に請求する権利があります。
たくぎんの場合は、これに該当するのではないでしょうか。
また「公的資金の導入があるのにボーナスなんて」と考えると、倒産した銀行に預けていた
預金も帰ってこない、という事になりませんか。だって潰れた所に預けていたのだから・・・
まして利子までも。
預金者保護が当然のこととして考えられるのは、「銀行は倒産しない」という
金融システムの前提があるからです。
という訳で、たくぎんの行員だった人は当然の報酬としてボーナスをもらうのは
妥当だ、と思います。
サラリーマンさんはきっとテレビの報道番組を見て、腹を立てられているのだと思いますが、
テレビの馬鹿な評論家に騙されないようにしないと、ダメだと思いますよ。
> 社長は家を売ってでも負債の責任をとるものでしょ？
個人商店と違って、株式を公開した会社は「社会」のものなので、社長の個人資産を
経営が失敗したからと言って、手放す必要はないと思います。
もしサラリーマンさんがたくぎんの行員だったとして、「ボーナスもらうなんて許せない」
何てことをインターネットで見つけたら、どう思うでしょうか?
自分の怒りをぶちまけるのは勝手ですが、ここらへんの配慮も必要なのではないでしょうか。
特に大人なら・・・
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