自分が偽善者だと思うとき



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投稿者: そんくん @ INS8.tokyo-ap4.dti.ne.jp on 97/9/09 22:03:59

ダイアナ元妃のニュースで、ある婦人のインタビューが流れていた。
婦人 「私はダイアナ元妃を尊敬していて、ダイアナ元妃の記事が出ている
    新聞をいつも買っているのよ。なぜ彼ら(カメラマン)は彼女を
    追いかけまわしたの!。」

この婦人を見て「この偽善者」と思ったが、ふと我に返ってみると人のことは言えない。
例えば、お年寄りに席を譲って断られた時、
     「譲ってあげると言っているのに、まったく!」
    車を運転している時、横断歩道を渡る人を渡りきるまで待っているときに、
     「待っててやるんだから早く渡れ!」
    失恋して悲しんでいる友人を励ましているとき、
     「自業自得である!」
というように心のどこかでこんなことを考えている自分に気づく。イヤなヤツだなと
思うときがある。”偽善者だな”と思うときがある。何故そう考えてしまうのだろう。

「席を譲りたい。」
「危ないから気をつけて。」
「そんなに悲しまないで。」
と優しい気持ちも存在しているのに...何故。