リアルロボットとスーパーロボットのボーダーライン考



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投稿者: ベルクアイサル @ ppp16-tajimi.mmtr.or.jp on 97/11/18 00:54:30

 チョット下のほうに、「ガンダムはスーパーロボっと?」
と言うUPがありますが、理屈大好きな私はチョット考えてみたくなりました。
 まず、本当にリアルなロボット戦争物があり得るのかどうかという可能性を考えてみると、「否」ですよね。彼ら巨大ロボットには戦うための戦場がありません。理由は以下の通り。
宇宙・・・・手足があるのが無駄なウエイト&コスト。宇宙戦闘機がどんなモノになるかは想像も付かないが、きっと手もなくひねられる。
地上・・・・背が高い!これが被弾面積を増大させるし、スゴク発見されやすい。同じ技術レベルでつくられた戦車のほうが遙かに強いだろうし、コストも安い。不整地用には多脚型戦車(劇場版パトレイバー2の冒頭に出ていたヤツね)をつくればいいし。
水中・・・・ヒト型というだけで、水中行動力には多大な制約がつけられる(水の抵抗とかね)使いモノになるとは思えない。

ここで終わりではあまりに非生産的なので、リアルロボットとスーパーロボットの線引きを考えてみました。

 ロボットが工業製品であるという認識。これの有無で良いのではないでしょうか?運用するためには開発・生産しなくてはならず、使えば手入れもしなくてはならない。そういうことを踏まえた演出と設定を持っていれば、アニメ界ではリアルロボットであると言っても良いのではないでしょうか。
 で、リアルロボットの条件
・「目」が二つあるのは良いが、口があってはいけない。
・原則としてパイロットが搭乗しなくてはならない。
・自分の意志を持ってはいけない。「熱いヤツ」などは言語道断である。
・「仲間」ではなく「同型機種」が存在する。
・あまりにも個性的なロボットは「試作機」などの肩書きを持つ。

こんなものでしょうか。願わくば、たくさんのレスが付くことを