センチはどうしてブレイクしたのだろう?(長文)



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投稿者: グリズリー1 @ ppp0455.wbs.or.jp on 98/2/09 07:02:33

以前から何故このゲームがここまで人気あるのかギモンだった。
このゲームを発売する前からハマっっている人は「絵がいいから」と言う。

それは解る。

絵だけで判断するのなら、同NECからリリース予定の「フレンズ(*1)」と同じでありながら
人気の度合いが違うからである。
正直な所、センチ本編は甲斐氏の絵と著しく異なる為、
甲斐氏の絵に忠実なフレンズが期待度を上回ると睨んでいたのだが、
そういった事にはならなかった。
フレンズのオリジナルにあたる「同窓会」の出来が酷いって事(*2)が知れ渡っている線もあり、
そうとも考えられるが、イマイチ納得いかない。
大体、センチはオリジナルゲームの実績が皆無(*3)のNEC−ICである。


おいらが解らないのは、「ここまでどうして人気があるのだろう」である。
なにをしたら、イベントで配られた下敷きやペラペラで雑誌の付録に近い設定書に
プレミアが付いてしまう程のブレイクを起こすのだろう?


ファーストウィンドウ(*4)が人気の一因でもあるだろうが、
こういった「限定」CDはしょっちゅうある事で、センチに限った事ではない。
例え3万枚だろうが、注目されていなければ余るモノである。

発売前からラジオ、声優コンサート(*5)等を行ったなのだろうか?
それでも、かなり限定される訳で、到底ブレイクに繋がるとは思えない。

グッズやCDも多数(*6)、先行してリリースされたが、
これが決め手になっていると言うのもどうかと思う。


とまあ、色々と可能性を考えた訳だけど、
センチメンタルグラフティがブレイクする決定的なモノが見つからない。


おいらとしては、他メーカーがNECの販売戦略を使えば、
同じサターンのきゃんバニプルミエール2(*7)や下級生でも同様の事が可能なのだろうかと思う。
この辺りのギャルゲーは、シチュエーションが違うだけでプレイヤーの目的は同じである(笑)。
だから、ゲームシステムやバランスは二の次と言えよう(*8)。

そして主観からいけば、好みもあるだろうが
センチもきゃんバニプルミ2も下級生も同レベルの絵柄だと思っている(*9)。
ならば、同様の戦略を行えば、可能なのだろうと思う。



誰か教えて下さい。
何故、NECは成功したのかを。


まあ、かと言って、
他メーカー、いやNECでも同じ戦略を行っても、もう駄目かも知れない。
本当にある意味、センチは時の運を見事に掴んだゲームの様にも思える。

もしかすると、NECとしてもこのブレイクを望んだのかは知らないけど、
ブレイクしなければあそこまで叩かれなかったし、
きゃんバニみたいにファンの間だけで話題になるだけで済んだのかなあって思ったりする。

そうなら、ちょっと不幸かも。


また、サクラはアニメ方面の著名な方々で周りをガッチリと固め、
お金もえらく掛かっているからだと思う。
それに完全にブレイクしたのは発売後である事か。

ときメモはプレステ版がリリースされてからブレイク。


これはちょっと真似できないぜ(笑)