なんでもありの土俵



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投稿者: サジ @ dialup032.ipc-tokai.or.jp on 97/11/15 01:29:46

In Reply to: いささか異論あり。

posted by Alapee @ ppp437.osaka.xaxon-net.or.jp on 97/11/14 17:14:01

> 度を越した価値相対主義は、机上の空論というもので、
>
> この場合、どちらが優れているかなどとは、誰も考えない。
>
> 単に「別物」「違う土俵」と考えるでしょう。

これは言われてみればそうですね。
どっちがいい、というのは、優劣ではなく、好みの問題でしたか。
つまり、テーマでゲームの出来の優劣をつけることは出来ないと
いうことになりますね。
となると、ゲームを多角的に分析した総合力で判断する必要があると
思います(非常に抽象的ですが)。

> 言うなれば、「昼の土俵」と「夜の土俵」(えっち臭い表現、、、)が
>
> 存在するのです。

とありますが、これはゲームを判断する切り口の一つだと私は思います。

> 仮にナイツで遊んで、「クラリスとエッチしたい」と思ったのなら、
>
> それも「夜の部」。(直行だ!)

と自身言っているように、ナイツも潜在的に「夜の土俵」の部分をゲームに
はらんでいると言える訳です。
つまり、ナイツを「夜の土俵」で戦わせる事も可能という事です。
ただ、これは公平な土俵とは言えませんよね?

>> 作品として優れてるから評価しろって言うなら話は別です。
>> それならば普通のゲームと同じ土俵に出さねばなりません。

とタイトー3匹さんが言っていますが、ここで問題となるのがその土俵です。
どのような土俵がいいのかを考えるにあたって、格闘技の例を出しましょう。

格闘家としてどちらが強いかを決めるかにあたって、どのようなルールに
のっとって闘うのがいいのかというと、なんでもあり、でしょう。
ボクシングやレスリングといった、ある部分に特化したルールのもとでの
戦いというのはその分野に精通した人が有利であり、格闘家としての
総合的な強さを判断するには不適当と言えるでしょう。

ゲームに話を戻すと、作品として評価する為の土俵は、なんでもあり、
であるべきだと言えるでしょう。その土俵の上で、色々な角度からゲームを
検証していって総合的に見て優れているかどうかの判断を下すべきでしょう。
グラフィックはどうか、音楽はどうか、ストーリーはどうか、それこそ、
「昼の土俵」としてはどうか、「夜の土俵」としてはどうか等々を
検証したうえで作品の判断を下すのが適切だと言えるでしょう。