投稿者: 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/6/30 02:24:28
In Reply to: サターンの金さん 第十回 ようやくアップ
(第五幕) 任天小僧があっちへ逃げたぞ!平「れれ??一体どうなってやがる。」 同心・橋本(以下橋)「平次、何をぼさっとしておる!早く追わんか!」 平「じゃあ任天小僧は!?」 ゲ金「何を考えてるんだかしらねえが、俺たちじゃねえぞ。」 平次、任天小僧を追って去る。 それを見届けたあとで、 ゲ金「すまなかったなハチ、変な役やらしちまってよ。」 ハチ「金さん気にするなぃ。今度の親分ちょっとイカレちまってるからな。...。それより金さん、金さんはあの任天小僧の正体を知ってるのかい?」 ゲ金「いいや。...。でも、任天小僧が何をしようとしているのか、知る必要はあったからな。」 ――――――――――――――――――――――――――――― ここで時間を昼に戻そう。 金「非合法統率組織(イリーガルマネジメント...く、苦しい)じゃと!?」 京都奉行の使い(以下京)「は、京の都で最近暗躍しておるならず者の一派でございます。」 金「それが江戸面に向かったというのか。」 京「左様にございます。」 脇「しかしわがサターン町には外敵の侵入を防ぐ守護網(Guardian Net、略してGD NET)がござる。簡単に入れるわけがござらん。」 京「いや、既に不穏分子が忍び込んだという物証がござる。」 脇「馬鹿な!」 金「先日の十霊寺屋だ。あそこが既に切り崩されておったのだ。脇坂!もう一度任天小僧の足取りを見せて見ろ。」「思った通りだ。予告状の出された店は、どうやら不穏分子の隠れ家に相違ない。」 脇「では任天小僧は、それを知らせんがために。」 金「おそらくは」 脇「しかし、なぜそのようなことを。」 金「そいつは本人に聞くしかあるまい。」 (第六幕へ続く)
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