第七幕 大荒れだね今回



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投稿者: 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/6/30 02:32:59

In Reply to: 第六幕 ちょっと一息か?

posted by 遠山金三郎 @ tproxy.tky.threewebnet.or.jp on 97/6/30 02:28:40

(第七幕)

弐拾九日 夜四つ半 陸流途屋
非合法統率組織の主要メンバー 砂原、江上、中町、平森、桝川が集結している。

砂原「いよいよ、我らの大願成就の時が来た。」
桝川「準備は万端整ってござる。」
砂原「このボタンさえ押せば、サターン町の至る所で火の手が上がる。町は大混乱。」
平森「我らは高みの見物としゃれようか。」
江上「しかし、長い道のりじゃった。任天小僧とやらに邪魔されなければ、とっくの昔に片づいているものを。」
中町「その苦労も今日報われるのじゃ。では、いざ。」

「乙女盛りに命をかけて、風に逆らう任天小僧、華と散ろうか悪を討つ」



中町「で、出たな。曲者!」
任天小僧(以下任)「あなた達の悪事、この桜吹雪で吹き飛ばしてくれようか(といってて入れ墨を見せる)。」
江上「こ、こしゃくな。」
砂原「まあ、待ちな。ここは一つ話し合いで解決しようじゃねえか。なあ、任天小僧さんよ。あんたも俺らと同じ悪党だろ。金が欲しいのか。」
任「あんたらと同じにして欲しくないわ。悪の企みもここで終りね。」
砂原「ききわけのねえガキだ。ものども出会え出会え!」
任「雑魚どもが来たわね。<h1>振動ウェイブゥ!!</h>」
(理屈は抜きで読んでね)
雑魚ども「うわあああぁぁぁ。」
任「まだまだぁ、<h1>振動ウェイブゥ!!</h>」

任天小僧の必殺技振動ウェイブに雑魚は次々に倒されていく。しかし、多勢に無勢、徐々に任天小僧に疲れが見え始めて、

桝山「じれってぇな。俺のこの握り筒で片づけてやる、覚悟しやがれ。」

まさに引き金が引かれんとするそのとき、一枚の扇子が宙を舞い、握り筒に当たって銃は暴発。

平森「な、仲間がいたのか!?」
「金治っていう、ケチなゲーマーよ。みっともねえぜ大の大人がよってたかって女の子いじめるなんざ。」
任「き、金さん!」
砂原「ええい、こやつも斬れ!」
「おお、そうかい。相手になってやらあ。この土星の輪っかで一網打尽に捕まえてやらあ(といって背中の土星を見せる)」
砂原「なんだあ。今日は入れ墨したやつらばかりか?ええいひるむな。」
雑魚「うぉぉ!」
砂原「何だ今度は!」

無数の銀盤が雑魚に突き刺さっている。
平「金治!見せ場の独り占めはよくねえぜ、俺にもわけてくんな。」
任「平次親分まで」
砂原「また訳のわからんのが。中町!かまうこたねえ、ボタンをを押せ!」
任「ダメっ、あれを押されたら、サターン町はこっぱみじんよ。」
・平「何だって!?」
中町「ははは、もう遅いわ。」

そのとき、突然の煙幕が、
中町「うわぁ、何も見えん」

浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種は尽きまじ


平「へへっ。ねずみまで現れやがったぜ。でもなそいつは五右衛門の台詞だぜ。」
ねずみ「もう、黙ってりゃ、わからないものをぉ(怒)。」
平「すまねえな。でも今回勢揃いだな、ひょっとして最終回か?(ハッ!)」

ねずみ「さあ、後は任せて。お菊ちゃんは逃げて。」
任「お、お律さん?」
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しばらくして、同心や岡っ引き登場

「サターン町奉行所の者だ!皆の者、神妙にいたせ!」



(最終幕へ)