UNIX/Linuxの部屋 jmanコマンドの使い方

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コマンド jman 日本語のオンラインマニュアルを表示 このエントリーをはてなブックマークに追加

FreeBSD の場合、
% setenv LANG ja_JP.EUC
% setenv PAGER jless (日本語が通るページャを指定)
% setenv LESSCHARSET ja (jless で日本語が表示できるようにする)
として
% jman ls
とすると日本語マニュアルが表示される。環境変数 LANG を設定しないと、jman コマンドを実行しても英語マニュアルが表示されてしまう。PAGER と LESSCHARSET は、日本語を表示するための設定。

当ページ管理人は ~/.cshrc の中に
setenv PAGER jless
setenv LESSCHARSET
alias jman "env LANG=ja_JP.EUC jman"
と書いている。bash を使っているなら
export PAGER=jless
export LESSCHARSET=ja
alias jman="env LANG=ja_JP.EUC jman"
を ~/.profile に書いておくとよい。

jman コマンドが存在せず、環境変数 LANG によって日本語マニュアルを表示するかどうかを決める UNIX もある (例えば Solaris)。その場合、
% alias jman "env LANG=ja man" (csh・tcsh の場合)
% alias jman="env LANG=ja man" (sh・bash の場合)
とすることで、man で英語マニュアル、jman で日本語マニュアルというふうに使い分けることができる。

オンラインマニュアル自体の説明は man の項を参照。