Re: 昼メロ風「ある主婦の戸惑い」 2



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投稿者: キムチ @ *.sfc.keio.ac.jp on 98/7/22 21:55:52

In Reply to: 昼メロ風「ある主婦の戸惑い」

posted by ダラナーズ @ 160.190.238.* on 98/7/22 21:40:10


> ある晴れた日、今年で3歳になる息子を連れて公園を散歩していた
> 智子(28歳)は、偶然にも以前憧れていた男性と出会ってしまう。
>
> 気さくな彼は、昔とまったく変わらぬ様で話し掛けてくれた。
> 聞けば今まで同棲していた彼女と別れたという。
> 何故か息子の存在を疎ましく感じてしまう智子。今までこんなことは
> なかったはずなのに...。
>
> 自宅に帰ってから鏡と向き合う智子。
> 結婚したとはいえ、自慢の容姿は失われてはいない。
> 彼は電話していいかと尋ねてきたが、さすがにそれはまずいと思い、
> 断った。そのかわりこちらから連絡すると言ってしまった。
>
> 家庭を大切にしたいと思う自分がいる一方で、何もかも捨ててどこか
> へ行ってしまいたいと思う別の自分がいることに気づく智子。
> 破滅へとつきすすむ誘惑にかられ、葛藤する彼女に未来はあるのか?(続く)

それから3年後、智子は夫に隠れた不倫に疲れ果て、
元の平穏な家庭生活に戻っていた。
しかし、ゴミの分別を行っている時などに、ふと、安穏とした
日々の生活に漠然とした不満を感じているのだった。
彼女はこのままでは行けないと思い、何か自分の新しい
世界を広げようと思い、英会話教室へ通い始めたのだった。
しかし、英語の勉強等、これまで真剣にした事の無い智子は
、個人的に嫌いな、3丁目の藤田さんより教室の授業に
ついていけず、非常な苛立ちを感じていたのだった。
「May I help you?」 。この一言が智子の運命を変えた。
近所のスーパーで買い物をした後、道端で袋から里芋
を落とした智子に掛かった言葉である。(中略)
気がつけば智子はネバダ州出身の青い目のナイスガイ、
ジョージとベッドを共にしていた。
何故、こんなにも簡単に、こうした関係になってしまったのか?
智子は不思議に思った。だが、心の奥底ではその原因は
はっきりしていた。それは里芋が何かに似ていたからだと・・・・・・
(続く)