【小説・長野五輪大戦(笑)】〜開会式〜さらにつづき



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投稿者: 編隊飛行 @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 98/2/19 17:27:24

In Reply to: Re: 小説・長野五輪大戦(笑)】〜開会式〜つづき

posted by 編隊飛行 @ sisetu-45.jimut.kyutech.ac.jp on 98/2/19 17:25:49

「は〜い!またまた実況の由里で〜す。横綱曙の土俵入りも終わりました。」

「素敵でしたね。曙関、大きかったですね。」

「身長だけなら、帝劇のカンナさんも負けてはいませんけどね。」

「帝國歌劇団と言えば・・・サークルから出てくる精霊達の踊り。これを帝劇の
 花組が担当しているそうですよ。」

「あっ!踊りが始まりました。幻想的な舞が・・・・。」

  〜どてっ!!〜

「・・・・裾を踏まれて転んだダンサーがいるようです。」

「全員、仮面をかぶっているから顔が見えなくて良かったですね。転んだのが誰
 だかわからなくて・・・。」

 当然のことながら、由里とかすみには裾を踏んだ人物も、転んで顔から着地し
た人物もわかっていたが・・・・・。


「さぁ、メインゲートからは子供たちが登場しました。舞台中央からは、歌手の
 森山良子さんがせり上がってきます。地元の子供達と森山良子さんによるピー
 スアピールソングの熱唱です。」

「『明日こそ、子供たちが・・・』という歌ですね。長野から世界へ、子供達の
 夢、世界平和を訴えるメッセージソングです。」

「子供達の笑顔が素敵ですね♪・・・・あら?一人だけムッとした女の子がいま
 すよ。金髪の・・・・・。」

「あ、アイリス・・・・・・。」








 〜ステージ上のアイリス〜

「ど〜して、アイリスが子供の中に入らなくちゃいけないの!!
 アイリス、子供じゃないも〜〜〜ん!!

           〜つづく〜