Re: 『甘酒大戦』(中編)//注:長文です



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投稿者: 魔法騎士ぺいおーす @ sppr3ds35.hkd.mesh.ad.jp on 97/12/24 02:25:29

In Reply to: 『甘酒大戦』(前編)//注:長文です

posted by 魔法騎士ぺいおーす @ sppr3ds35.hkd.mesh.ad.jp on 97/12/24 02:20:00

大神
「さくらくん、出来たようだね。」
さくら
「そうですね。じゃあ、大神さんにはあたしが飲ましてあげますね。」
大神
「一人でのめるから、遠慮しておくよ。」
さくら
「もう、大神さんたら・・・」
と、二人が甘酒を飲んでいると、誰かが厨房にやってきたようだ。
・・・
「ほんと、寒いと言ったらありませんわ。なにか暖かいものでもないかしら・・・」
さくら
「す・すみれさん!どうしてここに・・・」
すみれ
「あら、さくらさんと、それに少尉まで。なにをしていらっしゃるのかしら?」
と、言うが早いか、すみれは二人が飲んでいる『あるもの』に気が付いた。
すみれ
「あら、お二人が今お飲みになっているもの、それは甘酒ではなくって。わたくしにもいただけないかしら。こう寒いと暖かいものが美味しいですから。」
大神
「いいよ、一緒に飲もうよ、すみれくん。」
さくら
「大神さん、すみれさんて確か上野公園で・・・」
すみれ
「さくらさん、言いたい事があるのでしたら、はっきりとおっしゃいなさいな。それともわたくしが甘酒を飲んではいけない理由でもありまして。」
さくら
「い・いえ、別に・・・はい、すみれさん、どうぞ・・・」
すみれ
「さくらさん、ありがとうございます。でわ、いただきますわ・・・・・・ふう、美味しいですわね、体の中から暖まりますわ。」
さくら
「大神さん、すみれさん大丈夫でしょうか?」
大神
「大丈夫って・・・なにが?」
さくら
「ほら、だから・・・」
と、さくらが心配してから数分もしないうちに異変は起こった。
すみれ
「しょうい〜、しょういったら〜。・・・あらぁ、どうしてさくらさんがここにいるのかしら〜。」
大神
「まさか・・・すみれくん・・・本当に甘酒で酔ったのかい?」
さくら
「あ・あたし、みんなを呼んできますね!」
大神
「さくらくん!」
さくらが部屋を出て行ったので、厨房に今度は大神とすみれとが二人きりで残ることになった・・