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投稿者:
絶対有敵 @ koto.nsu.ac.jp on 97/12/17 10:00:45
戦いの何たるかに青年は悩み、苦しむ・・・・・・
救いはあるのか!?
真・サクラ大戦2第三話
「おれってチーム失格!?」
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・・・・・その空は果てしなく暗く、光を伴わなかった。
血の色をした大地に一人の少年が立っている・・・・・・・・
その少年もまた血まみれで手に血のついた太刀を持っていた・・・・・・・
・・・・・・どこからともなく少女の泣き声がする・・・・・・
少女の声:「え〜ん。え〜ん。え〜んえ〜・・・・・・」
少年:「・・・・う、う、うわあああああああああああ!!!!!!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
直那:「ハッ!!ハアハアハア・・・・ま、またあの夢か・・・・・・」
大帝國劇場事務室・・・・・・
かすみ:「・・・・高杉さん。高杉さん!」
直那:「は、はい!!あ、かすみさん・・・・・」
かすみ:「どうしたんですか?顔色悪いですよ・・・・・」
直那:「い、いや!なんでもないんだ!なんにも・・・・・」
梓:「それじゃ・・・・・」
米田:「ああ、もうすぐ来るはずだ。」
梓:「ようやく3人揃いますね。」
米田:「だが、まだG計画は無理だ。問題が山積みだ・・・・・」
梓:「そうですか。」
梓:「という訳で、ようやく龍弐(りゅうに)の調整が終わったわ。」
大神:「ということは、新しい仲間が来るということか?」
梓:「ええ。私たちTRJチームの三人目・・・・・」
さくら:「TRJ?なんですか、それ。」
梓:「私と直那くん、それに今度の三人目のパイロットのチーム・・・・・
それがTRJよ。」
カンナ:「それで、どんな奴なんだ直那?」
直那:「へ!?」
アイリス:「どーしたの?直那お兄ちゃん。元気ないよ。」
直那:「な、なんでもねえよ。」
椿:「あ、梓さん!きましたよ。」
カツカツカツ・・・・・・
直那:「な、なんだ、この嫌な予感は・・・・・・」
??:「久しぶりだな。」
梓:「紫苑(しおん)!久しぶりね。」
大神:「え!?するとこの人が・・・・・」
紫苑:「はじめまして。大神中尉ですね。先の降魔戦争の功労者の・・・・・」
大神:「あ、ああ・・大神一郎だ。よろしく。」
紫苑:「自分は桧山 紫苑(ひやま しおん)。本日付けでこちらに着任しました。
よろしくお願いします。」
マリア:「貴方がTRJの?」
紫苑:「はい。」
直那:「・・・・よりによって手前とかよ。」
カンナ:「へー変わってんなアンタ。直那の仲間にしちゃ。」
紫苑:「・・・TRJチームの恥部のあいつと一緒にしないでください。」
ブチ!
直那:「なんだと!?誰がセメントだ!」
紫苑:「それは秩父だ。」
直那:「発疹なんて、でてねえぞ!」
紫苑:「それはチフス!!」
直那:「何が固形牛乳だって!?」
紫苑:「それはチーズだ!!!」
花組一同:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アイリス:「やっぱりにたもの同士だね!」
紫苑:「う・・・・・・」
直那:「ぎゃははは!!ざまみろ!」
紫苑:「直那!貴様・・・・・」
ビィー!ビィー!!ビィー!!!
直那:「よっと。出撃だぜ。腕鈍ってねえだろうな?」
紫苑:「お前と一緒にするな。」
大神:「いくぞ!」
司令室・・・・・・・・
米田:「品川に魔装機兵が現れた!すぐに出動してくれ!!」
大神:「了解!帝国華撃團・花組出動せよ!」
花組:「了解!!」
梓:「TRJチーム!行くわよ!!」
直那、紫苑:「おお!!」
梓:(どうしたのかしら?直那くんの歯切れが悪い・・・・何かおこらなければ
いいけど・・・・・)
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