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投稿者：
燕アキラ（偽） @ 202.23.241.142 on 97/12/08 16:33:19
師も走る師走、１２月。
年末ともなれば、物入りで、大神は、毎日買い出しに忙しい。
今日も大神は、さくらと買い出しに来ていた。
おせちの材料を買いにきたのである。
さくら「ずいぶんとたくさん買いましたね。重くないですか？」
大神「結構重い・・・、けど、なんとか大丈夫。」
さくら「これで、おせち料理の材料は完璧ですね。」
大神「ああ、後は、作る人の腕の見せ所だね。」
さくら「ええ、マリアさんと、腕によりをかけて作りますからね！楽しみにしていて
ください。」
大神「おせち料理をマリアも作るのか・・・。ロシア風のを？」
さくら「いいえ。純和風のを作るそうですよ。」
大神「いやぁ、楽しみだなぁ。手作りのおせち料理なんて、久しぶりだ。」
さくら「それにしても、たくさん買いましたね。大神さん、前見えますか？」
大神「ああ、なんとかね。でも、足元とかは、少し見にくいかな？」
さくら「気を付けてくださいね。最近は、蒸気自動車も増えてきましたし。」
大神「そうだな。気を付け、わぁ！」
さくら「大神さん？どないしたんです？大神さん！？」
言葉が途中で、とつぜん切れた。
さくらが、驚いて後ろを振り替えってみると、大神の持っていた荷物だけが散在し、大
神の姿はなかった。
持っていた荷物だけ残して忽然と消えてしまった大神。彼はいったいどこに？
次回、『魂の絆』
太正桜に浪漫の嵐！続くのか？この話（＾＾；）
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