[ このメッセージへの返事 ]
[ 返事を書く ]
[ home.html ]
投稿者:
燕アキラ(偽) @ 202.23.241.142 on 97/12/08 17:23:15
In Reply to: 大神のお買い物
posted by 燕アキラ(偽) @ on 97/12/08 16:33:19
シリアスと、ギャグの2パターン書こうと思うんです。
こっちはギャグバージョンです。
さくら「大神さん、どこにいっちゃったのかしら?」
あたりを見回すが、もう陽は落ちて、夜の暗幕がかかって、大神を見つけること
ができない。
その頃、大神は・・・。
大神「いてててて。なんでマンホールの蓋があいているんだ!」あんなところま
では登れないなぁ・・・。とりあえず、出口を探そう。」
ザバァッ!
大神「ん?なんの音だ?ま、まさか、あのシルエット、みょ〜に長い口、ごつご
つなお肌、長い尻尾・・・。」
ぐわ〜!
大神「ワニィ〜!?」
そう。大神の落ちる音を聞きつけ、やってきたのはワニだった。
彼は、子供の頃は、珍しがって飼われていたのに、大きくなって飼えなくなった
からといって、放流されていたのだ。
大神「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!」
短い足、重そうな体のくせに、ワニの足は早かった。
ほんっとうに早かった。大神のすぐ後ろからは、常にヒタヒタという足音が聞こ
えていた。
???「ひぇっひぇっひぇっひぇっ。いい様だな。大神君。」
大神「そ、その声は、まさか!」
年寄りなのに、高い声、そう、その声は、余りに似ていた。他人の空似というに
は余りに似すぎていた。
大神「貴様は!天海!!生きていたのか!」
天海「ふふふ、あの程度で勝った気になっていたのか・・・。よもや、わしがこ
こにいると気付くものがおるとはな・・・。だが、貴様ら如きがわしを倒そうな
ど・・・。」
仇敵天海との思わぬ再会で、大神は恐ろしい敵のことを一瞬忘れていた。
大神「うわぁぁぁぁぁ!わすれてた!ワニが!」
大神にワニの牙が迫る!そのとき、天会の吸気が終わった。
天海「ひゃ〜く〜ね〜ん!早いわ〜!」
下水道の中で響いたこの声は不気味以外の何者でもなかった。
しかも、響いた。無茶苦茶響いた。どれほど響いたかというと・・・。
大神を追ってきたワニが白い腹をみせて水に浮かんでいた。
四方10キロの鼠が動きを止めた。
帝劇のトイレが逆流した。
大天使長ミカエルがくしゃみをした。
ミカエル「あら?風邪をひいたかしら?」
死んだおじいちゃんが、引田天功もびっくりの箱抜けをやった。
とまあ、例を挙げれば切りが無いが、とにかく、これ程響いたのだ。
大神「くっ!なんて恐ろしい攻撃だ。これでは近づけない!」
天海「どうした?帝国華撃団!これでおしまいか?」
大神「くっ!ならば!!」
大神はやおら天海に背中を向けると、全速力で、走り出した。
天海「おのれ!逃げるか!しかし、我とて、唯一の脱出チャンスを失ってた
まるものか!わしから逃げようとは、」
そう。なんということはない、天会も、迷っていただけだったのだ!
天海「せ〜んね〜ん!はやいわ〜〜〜〜〜!」
大神「くそぉ!出口はどこだ!」
天会「逃さん、わしが地上に出るチャンスなのじゃ、逃してたまるかぁ!」
不毛な追いかけっこは続く・・・。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
力尽きました。シリアスは、明日、遅くとも、今週中に書き込みます。(冷や汗)
|