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投稿者:
天下無敵の頭痛持ち @ ppp137.tokyo.xaxon-net.or.jp on 97/10/24 00:41:50
In Reply to: Re: 更新! 紅唇! 大行進!!
posted by うぉーろっ君 @ tkt020.osk.3web.ne.jp on 97/10/21 19:49:12
>
> # あ、しまった。行方不明の紅蘭と椿ちゃんのことに触れるのを忘れてた!
> てな訳で彼女らのことについての第3話、開催者の無一文さん、
> よろしくぅ!(笑)
よろしくされちまったい。
どーしよーかな、みんなマジ(?)だから、お笑いで行くか。
どーせそれしかかけないし。
=========第3話=============
「よっしゃ、これで完璧や!ええ出来やろ?」
「ほんと、そっくりですね。」
帝都ドーム内巨大地下工作室。
ここは、紅蘭が”こんなこともあろうかと”建設当時に
用意しておいた、シェルターである。
あの、ミカサの大爆発の瞬間、紅蘭は椿と一緒に
ここへ逃げ込んだのであった。
そして、その二人の前には成層圏まで打ち上げられたはずの
大上一郎が横たわっていた。
「でも紅蘭さん、ほかのみなさんは本当に無事なんですか?」
「心配ないで。うちが作ったこの”けんきくん”には
花組のみんなの霊力の波動パターンが記憶させてあるんや。
帝都のどこにいても、生きてさえいれば”けんきくん”で
居場所が確認できるようになっとる。」
そう、けんきくんの表示パネルには、花組メンバー6人の
所在が、色とりどりの光点となって表示されていた。
「でも、大神さんは映ってないんですね。」
「...ここに映ってないっちゅうことは、残念やけど...」
ちなみに、大神はこのとき、けんきくんの感知可能区域から
おおきくはずれた成層圏を漂っていた。
だが、そうすると、
彼女たちの前に横たわっている大神一郎は..
「せやけど、この”ばいようくん”で作った大神はんの複製に、
大神はんの魂をサルベージしてやれば!」
「大神さんが生き返るんですね!」
なんと、紅蘭はそのあふれる天才的な才能で、
クローン培養装置を発明してしまったのだ!
「...せっかくですから、
今度の大神さんは浮気なんかしないようにできませんか?」
いきなりとんでもないことを言い出す椿
「ええ考えやな!そうすれば大神はんの優柔不断に
やきもきせぇへんでええし。」
おいおい、紅蘭のっちまっていいのか?
「できますか?紅蘭さん。」
「よっしゃまかしとき!
うちにかかればそのくらいちょちょいのちょーいや!」
「ど、どうせでしたら私の事を好きなように...」
「あ、あかん!そんならうちのことを!」
などと口論していたそのとき!
頭上から新たな爆発音がとどろいてきた!!
「紅蘭さん、なんでしょう?」
不安そうに訪ねる
「わからんな、もう誘爆の危険性はないはずやけど...」
どぉぉぉん
「...とりあえず、様子を見に行ってみんか?」
「そうですね。」
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そのころ地上では
「ひゃーっひゃっひゃ!愚かな帝國華激団め」
「まさか、やつらが自ら帝都を壊滅させるとは。
わらわもさすがに予想いたしませんでした。」
黒之巣会の面々が、勝利に酔いしれていた。
さて、ここで帝都ドームの規模を見てみよう。
”空中戦艦ミカサが十隻、分解整備可能”
な広さである。
ミカサのサイズが、帝都をおおわんばかりだったのは
皆さんご承知でしょう。
戦艦一隻が分解整備可能ということは、
最低でもその2倍以上のスペースを必要とする。
それがミカサ十隻分となると...
優に帝都全域が、ドームに覆われる形となる。
今回、それがきれーさっぱり吹っ飛んだのだ。
被害の大きさ、推して知るべし。
「帝都は我ら黒之巣会がもらい受けたり!」
「この不毛の大地に、我らが理想を必ずや
打ち立てて見せましょう。のう、叉丹殿」
「...しかし、なんか張り合いがないとおもわんか?」
黒之巣四天王と天海がくっちゃべってるここには、
彼らのほかには人っ子一人いない。
「...叉丹。」
「はっ。」
...かわいた風が吹く。
「せめて脇侍の大群でも、連れてくればよかったのう。」
.............
見渡す限りのクレーターの中、彼らは、ただ立っていた。
景気づけに爆発させた爆薬が、いまはただ、空しい.....
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「あれはほうっといても平気やな。」
「そですね。」
そして二人は、怪しげな作業に戻るのだった。
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大して笑えなかったな。ああ、まだ頭いてーや。
閉会式は、もうちょっと待ったほうがいいかな。

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