100倍の勇気(いつもとちょっと違う)



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投稿者: hiv @ apopt9.iis.u-tokyo.ac.jp on 97/9/02 10:36:16

こんにちは。

突然ですが、私は竹本泉先生の本を収集しています。
といっても廃版になったものまで集めようというわけではありません。
集めた単行本が29冊、「あと一冊で30冊だ,うれしいな」とか、私が思おうが
思うまいが皆さんの知ったことではないですね。

しかしながら先頃、不幸な?ことに『ぱらPARAパラダイス』の窓達版が
リリースされてしまいました。
ファンとしては見逃すことが出来ませんが、これを買うのは大変勇気が要ります。
何年か前にTOWNS用に開発されたものの移植版であるというだけで、古くさ
そうな印象を逃れられませんし、開発元のファミリーソフトも今ひとつ信用
出来ません。

『だいなあいらん』を買う勇気の10倍は要りそうであります。
しかしながら、『てきぱきワーキンラブ』+スーパーCDロムロムを購入する
ことに比べたら10分の1ほどの勇気ですむともいえそうです。

結局のところ、「だまされるよな、きっと」と思いながらも買ってしまうのが
ファンの悲しい性なのでしょうか。

で、感想。
やっぱり・・・・。

ほとんど動かない画面。
割れ割れの音声。
ヘタウマな声優さん。
ちゃちな戦闘画面。
会話の間を完全に捨てちゃってる。

でもね、やってるとそれなりに好きになっちゃうの。
それなりにイベントは多いし、分岐も豊富。
会話を途中で切って、自分で間をつくれば結構楽しい。
B級なところが竹本先生らしいのかも。

そう、竹本先生の本だってめちゃめちゃ面白い訳じゃない。
この「らしさ」が大切なんだ。
そんな気がしました。