第二幕



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投稿者: ditto @ ykha124.tky.3web.ne.jp on 98/1/31 23:50:42

In Reply to: 第一幕

posted by ditto @ ykha124.tky.3web.ne.jp on 98/1/31 23:49:02

(第二幕)

絡んでる男「誰に断ってここで中古ソフトの売買をしてるんだあ?」
行商らしき男「ここは天下の往来。誰にも断る必要などはありませぬ。」
絡んでる男「なんだと!」
絡んでる男の頭「まあ待て待て。なあ兄さんよう。もう中古ソフトは、取り扱い禁止なんだよ。あんたもそれぐらいのことは聞いているだろう?」
行商「そんな話聞いたことがありません。中古ソフトが御法度破りになるだなんて、いいかがりでございます。」
絡んでる男の頭「いいがかりだと!おい、ちとヤキを入れてんな。」
絡んでる男達「へい!」
行商「や、やめて下さい!」
バシ!ベシ!ボキ!

「ひ、酷い...大勢で寄ってたかって弱い者いじめなんて...。こ、このぉ」
沼津の半次(以下)「ちょいと、おあねえさん。よしなよぉ。悪いことは言わねえ。相手は御上だ。捕まっちまうのがおちだぜ。」
「で、でもぉ。」

目明かし・平次(以下)「やいやいやいやいやい!何をしてやがる!?」
中古改め・上木(以下)「見ればわかるだろ。俺達は中古改め(火付盗賊等改めのようなものかな)だ!今は、中古ソフト売買撲滅キャンペーン中だ!違法野郎を成敗していたところよ。」
「中古ソフトが違法だと!?そんな話きいてねえぞ!」
世「もう決まったも同然だ。さあ、町方は手出し無用!お引き取り願おう。」
「畜生!このまま黙って手をこまねいてられるかってんだい!」
ハチ「親分、まずいでやすよ。ここはひとまず引き下がって、橋本の旦那に相談した方ほうがいいでやすよ。」
「さあ、こいつを連れて行くぞ。」
男達「へい!」
「くそ!何もできねえのかい。」

「待ちなさい!」

「へっ!?」
「何奴!?」
ハチ「もしや!」
「待ってましたとくらあ(^^)」

乙女盛りに命を懸けて 風に逆らう 淑女一人 花と散ろうと 悪を討つ!
人呼んでサターンの星・パープルムーン参上!!


「サターンの星・パープルムーン!?(¨;)」
「な、な、なんだあ!?(@_@)」
サターンの星(以下)「悪のはびこる闇世に救いを求める声あらば、たとえ昼間でも紫の月現る!!
GESAの皆々様方!少しやり口が横暴ではありませんか?」
「なんだと!しゃらくさい!おい、てめーら。この小娘も一緒にやっちまえ!」
男達「おう!」
「まあ素人衆だから、少しは手加減してあげるけどね。」
o(`_')○ ★(☆_★)     パンチ!
o(`_') o /★(・_°)     キック!
(以下前回と同じ...(笑))
...
「さてと...盛り上がりには欠けたかしら?(^^)」

「ち、畜生!覚えてやがれ!」

行商「どうも危ないところをありがとうございます。」
「奴らは懲りもせずまたやってくるでしょう。しばらくここで商売するのはよした方がいいわね。」
行商「はい。わかりました。」
「さてと、はいよ!サンダーボルト(いつも乗ってる白馬の名)。では、ごきげんよう。」
パカパカパカパ...

「いや、今日は良い日だな。久々にパープルムーンを拝むことが出来てよ。」
「んだんだ。」
「とうちゃん、格好良かったね。」
「ああ。春から縁起が良いわい。」
「遠山様とパープルムーンがいれば、サターン町は安泰だ。」
「うんうん。」

「な...なんなのよ。この異常な雰囲気は!?」
「なんだい。別嬪のおあねえさん、パープルムーンを知らねえのかい?そいつは気の毒だねえ。」
「う...うん。」
「まあ、この俺もよ、半月ほど前に江戸に来たばかりだから、この目で見るのは初めてだけどよ。まあその活躍ぶりと言やあ! ...まあ、話が長くなるしよ、ここじゃなんだ。知り合いの瓦版屋ところにでも行くか。」
「え!?ええ...(どうせ時間はたっぷりあるしいいかな)。」
「ところで名前を聞いてなかったよな。俺ぁ半次ってんだ。沼津の出だから、沼津の半次ってんだ。あんたは?」
「あ、あたいは、綾っていうんだ。」
「綾...綾坊かあ。」
「綾坊!?あんまし語呂が良くないな。」