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投稿者:
hiv @ apopt9.iis.u-tokyo.ac.jp on 97/12/26 13:06:58
こんにちは。
いよいよ最終回ということで、このゲームの問題点を考えていきたいと思います。
確かにこのゲームの絵柄は個性が強いです。
取っつきにくいように思えます。
ですが、プレイしてみると不思議なほどに気になりません。
いや、これしかないかもという気にすらなります。
ですから私は、何か別のところに問題があるのではないかと思って、ファースト
プレイ以来ずっと考えてきました。
今考えているのは、ある2つの要因が重なって、プレイが一つ間違うと作業に
なってしまいかねないのではないかということです。
その一つの要因は、今の女の子達との関係があまりにもクリティカルにわかり
すぎるということです。
2つ目は、期間が短くて余裕がないこと。
このゲーム、時間的余裕がほとんどないので、勢いねらった女の子だけを
ひたすら追いかけ回すことになりがちです。
誰をねらうかという話になると、みさきちゃんグラフで一目瞭然、誰が一番
良い状態にあるかがわかってしまう。
またある程度プレイしていきますと、どこに誰が現れやすいかというのは判って
きますので、そこを中心にして適当にぶらつくわけです。
イベントを追っていくのは楽しい、それは確かなことだと思います。
しかしながら、ちょっとプレイ感に乏しいかなと感じないでもありません。
ここら辺にプレイヤーの熱の低さがあるような気がするんですね。
もっとも、このゲームが元々プレイヤーに負荷を強いないというコンセプトで
作られているであろうことは、容易に想像が付きます。
手間をかけさせないということは、ある種のゲーム性をはじめから放棄している
とも言えるわけで、そういう意味では最初からビッグヒットをねらった作品では
なかったのかもしれませんね。
そう考えれば、トゥルーラブストーリーの今の位置づけは極めて妥当なのかも
しれません。
問題らしい問題はなかったのかも。
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トゥルーラブストーリーと私(プレイ前の気持ちの高ぶり)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol308/308_74.html
きみとぼくのうた(ファーストインプレッション)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol310/310_7.html
恋するハートはAsinωt+B(ドキドキワクワク下校モード)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol311/311_39.html
嬉し恥ずかし、私はだ〜れだ(目隠し&季節あて)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol314/314_128.html
それこそがディーテイル(キャラクターの魅力について)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol317/317_30.html
沈黙は金なり雄弁は銀なり(間について)
http://www.sega.co.jp/sega/p_cafe/BBS/bbs5/vol318/318_142.html
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