詩「生きて、いる」



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投稿者: 広谷田 舞香 @ ppp-y064.peanet.ne.jp on 97/12/12 00:00:23

道端にあった小石をけってみました。

でも、何も言いません。

生きていません。

アスファルトの上に転がっていた空缶をけってみました。

でも、何も言いません。

生きていません。

最後に、私の左足を踏みつけてみました。

でも、何も言いません。

生きて、いるのに。