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投稿者:
E‐NO @ fixer.sega.co.jp on 97/12/06 19:16:57
In Reply to: Re: 血液に値段はあるのか(長文)
posted by north-k @ d24.omi-usr1.nisiq.net on 97/12/06 03:53:59
レス、有難う御座います。
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> A1.少し上に書きましたが、基本的に払うようです。
> しかし献血をしたことのある人はその分だけ無料で輸血してもらえるようです。
いやぁ、ソレを確認したかったんです。
上にも書いた様に、わざわざソレを質問する為だけに病院に行くってのも何ですし、
オフラインの実生活での友人知人で知ってる人も居なかったので、
病院でバイトしてらっしゃるという“事情通”の north-k さんに
オンラインで教えて頂けて、ホントに助かりました。
実は、献血できる年齢に達する前までは、
万が一自分が輸血してもらわなくてはいけなく成った場合に備えて、
一種の“血液の貯金”――まさに north-k さんのおっしゃる
> それに、自分が輸血を必要としたとき献血分返してもらえるのなら、血液を
> 献血センターに預けているという考え方もできませんか。
のつもりで、
献血できる年齢に成ったら是非とも沢山献血しておこうと思っていたのですが、
いざ献血できる年齢に成って間も無くの頃、
「献血制度が改変(改悪)されて、
献血した分は無料で輸血してもらえるというシステムが廃止に成った。」
と聞いて(今と成っては情報ソースも状況も忘れてしまった…。(^^;))、
一方的に取られ損ならや〜めたってな感じで、現在に至る訳です。
別に万が一の時は、正規の“血液代”をちゃんと支払って何もヤマシイ事無く
正々堂々と輸血して頂くつもりでしたしね。
でも、現在でも“血液の貯金”システム――と言うか、
血液専用の商品券(≒献血手帳)を自分の血液を支払って買っておくシステムが
健在であると知って、勉強に成りました。
もし、輸血の際の“血液代”が自分の金銭感覚で高額と思えるものだったら、
健康な今の内に沢山献血しとこうかなとも思うのですが、
この“血液代”って具体的に幾らくらいなモンなんでしょうか? > north-k さん
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ところで、north-k さんはこのツリーのあちこちで、
血液に値段を付ける事に対する反対意見を書いている様ですが、
例えば「値段を付けられた瞬間その価値はそれ以上のものにはなり得ないです。」
というのは、E‐NOは変だと思います。
そもそも値段というのは変動する物ですし、
また、同じ値段に対して、それを高いと思うか安いと思うかは、人それぞれです。
例えば――
訳が有って新品同様の大形耐久消費財(X)を捨てたい A さんが、
不法投棄せずに処分しようとすると、自治体などに手数料を払わなければならいので、
リサイクル屋さんに持って行ったら、手数料を支払わされるどころか
逆にそれなりの値段で買ってもらえてラッキー♪
予てから X が欲しかった B さんは、そのリサイクル屋さんで
中古品ならではの低価格で売られていた X を発見・購入できてラッキー♪
ついでにリサイクル屋さんも、
B さんに売った値段と A さんから買った値段との差額がもらえてラッキー♪
――と、A さんにとっては 1 円でも高い無価値な物(X)が B さんに渡る事によって
それ以上の価値に成る事もあるのです。
大体、人体パーツに値段が付いて売買されてるのって、色々有るじゃないですか。
髪の毛が長くて沢山有る人が鬘メーカーに自分の人毛を売って、
髪の毛が薄くて困ってる人が鬘メーカーから鬘を買うのって、
貨幣経済に支えられた健全な需給システムの下で、
双方にメリットが有ると思いませんか…?(E‐NOは有ると思います)
SM 倶楽部の女王様の一般的には無価値な尿が、
SM プレイというサービスを受けにきた M さんに「黄金水」として提供されたとたん、
それは“黄金水代”としてプレイ料金に含まれる事で非常に高い価値を持つのは、
素晴らしい一種のリサイクルだと思いませんか…?(E‐NOはそう思います)
優秀な男性が精子バンクに自分の精子を売って、
優秀な子供が欲しい未婚の母願望の女性が精子バンクから精子を買うのは、
イケナイ事なんですか…?(E‐NOはイイ事だと思います)
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失礼ながら、このツリーの文章のみで推測させて頂くと、
north-k さんは、少なからず倫理的で道徳的で常識的で良識的で善人で潔癖な方
なのではないかと思います。(全然違ってたら、ゴメンナサイ…。m(_ _)m)
そういうタイプの方々は特に、お金や値段の事を、何となく
“汚い”,“いやらしい”,“えげつない”,“世知辛い”,“下衆だ”,…等々と
決めつけ過ぎる様に感じるのです。
そんなに、お金ってイヤですか…?
お金は、様々な物品やサービスの仲立ちをする、まさに“社会経済の血液”です。
そして、お金を使うのなら、物品やサービスに値段を付けるのは当然です。
そのお金が仲立ちと成って、
健康で血液の量や濃度に余裕の有る人から、
大量出血で瀕死の患者さんへ血液が渡るのは、悪い事なんですか…?
健康で血液の量や濃度に余裕の有る人にとっては(無価値とまでは言いませんが)
有っても無くても構わない程度の価値しかない 400cc 分の血液が、
大量出血で瀕死の患者さんにとっては、命を救ってくれる程の高い価値に変わる事も
有るのではないでしょうか…?
つまり、前の話に戻ってしまいますけど、値段を付けたからって、
「人間の体の一部に対して値段をつける方が自分の体を安売りしている」
「値段を付けられた瞬間その価値はそれ以上のものにはなり得ない」
なんて事には成りません。
寧ろお金は、例えばシュペーアさんの様な「何かメリットないとね」という人を含めて
多くの俗な一般人に血液提供しようかという気にさせる為に、大変有効な媒介です。
今「俗な一般人」なんて言い方してしまいましたけど、
本来、人にはその行動の源となる欲が有る訳ですし、
ギブアンドテイクって、そんなにヤマシイことじゃない――というより、
フェアで合理的で筋の通っている事ですよねぇ…?
色々教えて下さった north-k さんには悪いんですけど、
シュペーアさんや freeman さんと同様、E‐NOも売買血には肯定的です。
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