第三幕



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投稿者: 倭寇三勇士 @ tpro1.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/30 23:30:46

In Reply to: 第二幕

posted by 倭寇三勇士 @ tpro1.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/30 23:25:38

(第三幕)

ソフト屋お律の店にて
ゲーマーの金治(以下ゲ)「律ちゃん、頼みてえことがあるんだけど。」
女将・律(以下)「またあ!?そもそも変よ、平次の親分ならわかるけど金さんがなんでそんなことに首突っ込んでいるのよ。物好きねぇ。」
「仕方ねえだろ。仕事なんだから。」
「は?????。」
「ま、それは\(^^\) (/^^)/、次に襲われそうな店に張りこんでてくれねえか。」
「次に襲われそうな店って何処よ?」
「女の勘ってやつで頼む。」
「そんなこと言われてもねぇ。」
「最近サターンにつめたいとか、ソフト出してないとか、裏切ったとか言う店だよ。」
「いっぱいありすぎて絞れないわよ。」
「(>_
「うーん...十霊寺屋は昨日沙詫摩我に謝罪文出してたし、伊勢太屋かなあ...いやいや台東屋の方が可能性高いかな、うん、そう台東屋かも。」
「台東屋かあ。じゃあ頼んだぜ律ちゃん。」
「あれ行っちゃったわ。忙しないわねえ。でも無報酬で働く私も物好きよねぇ。」



同日深夜、台東屋にて
「空振りか、どうやら今日は来ないみたいね。でもせっかく忍びこんだんだから盗るものはとってと...。あれ?これはなにかしら。...!、...!!。見なかったことにしよ。もうここからは盗るのはやめましょう。」(何がなんだかわからんぞ!)
店の外へ出て
「ねずみ様が何も盗らなかったなんて前代未聞だわ。さてと帰りましょうか...ん!?あの覆面の侍、なにか変だわねえ。」
後をつける ねずみ もとい お律
「あれここはたしか廃屋になったメーカーじゃあ?」


廃屋の中で
覆面の侍「皆のものご苦労であった。近々、サターン町奉行所ではメガドラの踏絵を行うそうじゃ。」
手下1「頭!ではついに。」
覆面の侍「今こそ積年の大怨晴らすとき!」
手下2「うう...その日が来たんでやすね。」
覆面の侍「まだ気を許してはならぬ。最後の大仕事が待っておるぞ!」
手下全員「おおお!」


サターン町奉行所にて
「た、大変でございます。先日、ここに来た矢津殿でございますが、プレステ町奉行所に問い合わせたところ...、3ヶ月も前に殉職なされたと。」
「な、なんだと。では1週間前にここに来たのは!?」
「ま、まさか幽霊!?」


再びお律の店
「結局来なかったんだけどねえ...斯々然々で。」
「そうかい。で、場所は?」
「場所は覚えてるわよ。でも昔のメーカーの名が出てこないのよ。えーとねぇ、ユ、ユ、ユメ、...違うわ、ユ、ユ、ユニ...。」
「もうやめい。俺ぁハラハラしてんだよ(^_^;;;」(なんでや!)
「ソフトの名前はね...えーとフで始まったわね。フ、フ、フィ...。」
「発売されてないよ、それ。」
「知ってんなら教えてくれても良いでしょ?」(泥沼やね)
...
「じゃあ平次親分が来たらそこへ向かったって言ってくれ。」
「わかったわ。」
「ところでさっきから気になってるんだけど、点滅しているこれは何?」
「この番組に限って言えば意味はないわよ。」
「なんと、ならば例のアニメも気にする必要はないのか!?」