第四幕



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投稿者： 倭寇三勇士 @ tpro1.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/30 23:34:38

In Reply to: 第三幕

posted by 倭寇三勇士 @ tpro1.tky.threewebnet.or.jp on 97/8/30 23:30:46

（第四幕）

廃屋にて
覆面の侍「皆のもの、いよいよ最後の大仕事じゃ、抜かるなよ！」
匿名の男１「どうした、顔色が優れぬではないか。」
手下３「いや、．．．でも罪もない店を襲うのは気が引けてござる。」
覆面の侍「そこの者！我らが受けた屈辱を忘れたのか！」
手下３「いや決してそのようなことは。」
覆面の侍「そうであろう。かつてメガドライバーによりクソゲーの誹りを受け、その結果金貸しや問屋から相手にされず、路頭に迷った我らの怒り、もしや忘れることはあるまいて！」

そうかい。全ての謎が解けたぜ！


覆面の侍「な、何奴じゃあ！？」
ゲ金「ゲーマーの金治って遊び人よう。なるほど、最近の諍い事件テメエらが影で暗躍していやがったのか。メガドライバーへの恨みを晴らすため、彼らの仕業に見せかけての襲撃、罪もない人々の傷害、許すわけにはいかねえなあ！」
覆面の侍「皆のもの！こやつを斬り捨てい！」
ゲ金「面白れ、てめえらのなまくら刀で、この額に燦然と輝く１６bitの文字ぃ、斬れるもんなら斬ってみやがれ。」
覆面の侍「ぬう。忌まわしき光を持つやつめ！ひるむでないぞ！」
―――――――――――――――――――――――――――――
目明かし平次（以下平）「くー、金の野郎め。またおいしいところを独り占めしやがって！」
橋「これ平次！無駄口をたたくでない。御奉行が頑張っておいでだ。しっかりと走れ！」
平「わかってますよう。橋本の旦那あ。」
―――――――――――――――――――――――――――――
バギぃ！
ゴン！
ウォォォ！
覆面の侍「ええい、役立たずどもめ！儂がこの単筒で仕留めてやるわ。」
ドギューン！
カキーン！
覆面の侍「な、なんと！仲間がいやがったのか。」

乙女盛りに命を懸けて　風に逆らう　淑女一人　花と散ろうと　悪を討つ！
快傑パープルムーン参上！


覆面の侍「ま、また訳のわからんやつが。」
パ−プルムーン「大雪山おろしぃ！」うおおおお！
　　　　　　　「真空飛び膝蹴りぃ！」うぎゃああ！
　　　　　　　「回転地獄転がしぃ！」グエェェェー！
　　　　　　　「ウルトラ・タイガー・ザ・ドロップぅ！」助けてくれぇ！
ゲ金「おい朗、ちとやりすぎだぞ(^_^;」
パ−プルムーン「そう？」
．．．
橋「サターン町奉行所の者だ！皆の者、神妙にいたせ！」
ゲ金「おっと、朗！そろそろずらかるぜ。」

平「この野郎、覆面をとりやがれ！」
橋「お、お主は先日、矢津と称して奉行所に来た者ではないか！」