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 投稿者:
Kuro@DTI  @ INS32.tachikawa.dtinet.or.jp on 97/8/04 03:29:25
 
In Reply to: Re: dakara posted by K-Man the lovefool  @ p3osk016.highway.or.jp on 97/8/04 03:07:08
 
 人は孤独だけど、それでも自分自身を生きていかなければならない。他人とのATフィールド(心の壁)との折衝があろうとも生きていかなければならない。
 
 監督のいう現実とは、人類補完計画のようにすべての人の心が溶け合うなんて、
 所詮、嘘(あるいは夢)にしかすぎないというものにも感じられます。
 
 だからこそ監督は「僕はここにいたい! 僕はここにいてもいいんだ!!」と、
 TV版でシンジに語らせたかったんだと私は思います。つまり、シンジは人の
 心の補完という夢よりも、あえて僕が僕でいたいという現実を選んだ。
 あのラストシーンは、その結果ですが、あの無残なところをあえて乗り越えて
 人は生きていくんだと思います。つまり、すべての人々は補完されないで孤独
 だけど、あえて僕は僕でいたいという気持ちを死ぬまで持ち続けて生きていく。
 それがシンジ(あるいは監督であり、あるいは私自身)にとっての『現実』なんです。
 
 
 
  
 
 
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