68user's page 掲示板

Prev< No. 1521〜1526> Next  [最新発言に戻る] [過去ログ一覧]
No. 1521 # 68user 2001/01/08 (月) 03:02:15
せっかくなので、
>>1509 68user
のソースを書き直して
    「C 言語で echo サーバを作ってみよう (2)」
    http://X68000.startshop.co.jp/~68user/net/c-echo-2.html
を作ってみました。C言語+select によるタイムアウト機能付き echo サーバです。
# 一応バグは潰したつもり。

あと、これまでご指摘を頂いた
>>1389 Yuuki
の accept のバグ、
>>1215 UNIX見習い
>>1216 68user
の LocalAddr のバグを修正しました。お二人に感謝。

No. 1522 # 68user 2001/01/08 (月) 14:58:03
>>1520 rosegarden
おろ、/etc/login.conf には passwd_format=md5 で、/etc/auth.conf には
crypt_default = md5 des で、libutil で、libcrypt ですか。全然なにが
なんだかわかってませんが、手元にソースがないので調べにくい。MFC を待つか…。

# 軟弱なので、うちは今朝の 4-STABLE です。

No. 1523 # rosegarden 2001/01/08 (月) 20:08:16
>>1522 68user
言葉が足りないようですみません。
4-stable では /etc/login.conf に passwd_format=md5 と明示的に
指定することによって passwd コマンドなどで
使用するハッシュ関数は変更できますが、perl などで使用している
crypt(3) などのハッシュ関数はそのまま des だったりします。
解禁以降、大抵の人はそのまま des 入れているでしょうから。
一方、5-current だと /etc/login.conf でのハッシュ関数の
指定は passwd コマンドでは有効になりますが、それとは別に crypt(3)
のハッシュ関数を /etc/auth.conf で指定できます。
これはさっき CVSup して確かめましたが、4-stable には反映されていません。
http://www.jp.FreeBSD.org/cgi/cvsweb.cgi/src/lib/libcrypt/crypt.c
ソースはここで確かめられます。
CGI で差分も見れます。

> # 軟弱なので、うちは今朝の 4-STABLE です。
いや、あまり関係ないかと思います。去年の暮れに 4-stable が page fault 頻発して
放棄せざるを得ない状態まで追い込まれたことあります。結局
kernel panic 起こしながら、数個ずつ kernel のファイルをコンパイルして、
安定した kernel をインストールし、それで回復させましたが。
同じ時期の 5-current はすごく安定していました。
ハード構成いかんではそういうことも起こり得ます。

No. 1524 # みかん 2001/01/08 (月) 22:48:59
初めまして。
FreeBSD 3.5.1と、それに付属のperlを使っています。
そこでソケットに関するプログラムを組みましたが、ちょっと問題が出てきました。
下記のソースを見てください。
HTTPサーバに接続して、メッセージを受け取り、一定時間何も受信できないと
プログラムを終了しようとしています。
(本当は、相手のサーバからコネクションを切られたら終了するようにしたいんです。)

サーバと接続されいる状態では、selectは期待した値を戻してくれるのですが、
接続が切断されたあとも、selectの戻り値が 0以外で、いつまでたっても、
ループから抜けられません。
なにか解決方法はないでしょうか?

(大抵のサンプルはwhile (<SOCK>) って感じでやってるみたいですが、
    バイナリファイルが対象でもうまくいくのでしょうか?)

## ソケットを開いて、ポート80)に繋ぐ。 ##
send(SOCK,"GET /index.html HTTP1.0\r\n",0);
$rin='';
vec($rin,fileno(SOCK),1)=1;
while (1) {
    $ret = select($rout=$rin,undef,undef,1);
    if ($ret == 0 ) { last; } #タイムアウト
    recv(SOCK,$x,1,0);
    print $x;
}

No. 1525 # 68user 2001/01/08 (月) 22:58:40
>>1524 みかん
ちろっと見た感じでは
    1. \r\n が一個足りません。
    2. 相手側がコネクションを切断したときも select は 1 を返します。
          その際、recv すると1バイトも読めず、0を返しているはずなのに
          無視しているので永遠に終わらないのです。

# http://X68000.startshop.co.jp/~68user/net/echo-4.html

No. 1526 # 68user 2001/01/08 (月) 23:25:51
>>1523 rosegarden
> 言葉が足りないようですみません。
いや、解説を催促するつもりはなかったのですが、恐縮です。
login.conf ということはユーザごとに DES か MD5 を定義
できて、しかも各ユーザは ~/.login_conf で上書き自由、
ということだと思うんですが、それが出来て何がうれしい
んだろう…ってのが疑問なんです。

# NIS 使用時に幸せ?

> 去年の暮れに 4-stable が page fault 頻発して
> 放棄せざるを得ない状態まで追い込まれたことあります。
恐いですねぇ。僕は FreeBSD-stable も流し読みだし、make world で
こけたとき直すスキルもないので、ビクビクしながらやってます。
4-STABLE じゃなくて 4.2-RELEASE にしとけばよかったな。

>>1524 みかん
> 大抵のサンプルはwhile (<SOCK>) って感じでやってるみたいですが、
> バイナリファイルが対象でもうまくいくのでしょうか?
<> は C でいうところの fgets 相当 (+バッファサイズが無限長) なので
うまくいきます。

うまくいきますが、改行コードが1つもないデータを読もうとすると
一度に多くのバッファ (=メモリ) を消費するので、
    sysread(SOCK, $buf, 8192);
    read(SOCK, $buf, 8192);
    while ( read(SOCK, $buf, 8192) ){ print $buf }
などの方がよいです。

ついでに言っておくと、状況にもよりますが、select に
<> や read を使うのは不適切です。select で読み込み
可能だからといって、「改行コードを含むデータ」や
「指定したサイズのデータ」が読み込めるとは限らない
ので (データの前半部分だけが先に到着しているかも
しれない) からです。せっかく select でブロッキングを
回避しているのに、<> や read の部分でブロッキング
してしまうかもしれない。

# ここでいう read は read(2) でなく perl の read (fread(3)) です。

Prev< No. 1521〜1526> Next  [最新発言に戻る] [過去ログ一覧]