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No. 1511 # rosegarden 2001/01/06 (土) 00:15:40
>>E田
>キャストのやり方が違うのかもしれません。
確かにおかしな部分はあるようです。もっとも、それがどの程度
全体に影響を及ぼしているかは分かりません。参考程度と言うことで。
まず、次のようなサンプルプログラムを用意します。

#include <stdio.h>
#include <string.h>

struct test_s {
    unsigned long test1;
    unsigned short test2;
    unsigned short test3;
    unsigned short test4;
    unsigned short test5;
} tes_s;

int
main(int argc, char *argv[])
{
    char buff[256];
    char *ptr;

    buff[0] = '\x12'; buff[1] = '\x34'; buff[2] = '\x56'; buff[3] = '\x78';
    buff[4] = '\x0'; buff[5] = '\x1';
    buff[6] = '\x0'; buff[7] = '\x2';
    buff[8] = '\x0'; buff[9] = '\x3';
    buff[10] = '\x0'; buff[11] = '\x4';

    ptr = buff;
    tes_s.test1 = ((unsigned long *)ptr)[0];
    tes_s.test2 = ((unsigned short *)ptr)[1];
    tes_s.test3 = ((unsigned short *)ptr)[2];
    tes_s.test4 = ((unsigned short *)ptr)[3];
    tes_s.test5 = ((unsigned short *)ptr)[4];

    return 0;
}

なおキャストの仕方がE田さんのとは違いますが、
E田さんの意図を汲むのなら上の方がおそらく良いでしょう。

これをデバッガで検査してみました。最後の手前で break させて
変数を見ます。

(gdb) x/100bx ptr
0xbfbfd6f0: 0x12 0x34 0x56 0x78 0x00 0x01 0x00 0x02
0xbfbfd6f8: 0x00 0x03 0x00 0x04 0x44 0xd7 0xbf 0xbf

これを見る限りデータはちゃんとセットされています。

(gdb) p/x tes_s.test1
$1 = 0x78563412

最初の 4 バイトはひっくり返っています。もしも、動作させる予定の
計算機の CPU が little endian なら memcpy などを使って 1byte ずつ
コピーした方が無難です。ただし、SPARC とか m68k なら気にしなくて良い
場合もあります。(ただし、完璧に機種依存になるので、その旨コメントで
明記した方が良いでしょう。)

(gdb) p/x tes_s.test2
$2 = 0x7856
(gdb) p/x tes_s.test3
$3 = 0x100
(gdb) p/x tes_s.test4
$4 = 0x200
(gdb) p/x tes_s.test5
$5 = 0x0
(gdb) q

次からは、ずれていますね。例えば、tes_s.test2 = ((unsigned short*)ptr)[1]
というのは最初から、short が並んでいるとして、最初から 2 番目のものを
とりだすことになるので 配列先頭からの 3 バイト目と 4 バイト目をとりだ
します。更に、バイトオーダが絡んで来るので、話しは複雑になります。
機種に依存して良いのなら、

union hoge {
            struct some_struct {
              ....
            } hogehoge;
            char buff[256];
}

などとして一気にコピーする手法が典型的ですが、バイトオーダに悩まされま
す。これをすると SPARC では動くが intel 系の CPU では動かない、あるい
はその逆のプログラムになります。

まるで、馬鹿みたいに思えるかも知れませんが、memcpy で地道に値のコピー
を行った方が良いです。

繰り返しますが、これをなおしたとしても、
E田さんの問題の解決になるとは限りませんので、あらかじめおふくみおき下
さい。あくまでも気がついた範囲ではと言う話です。

No. 1512 # gixs 2001/01/06 (土) 01:05:05
>>1509 68user
68userさんはご存知かもしれませんが、他の人がはまらないように。
Linuxのselect(2)は、戻った時、第5引数の値が残り時間を示して戻ってくる(タイムアウトしたら値はゼロになる)ので、waitvalの値の設定はwhileループ内でやる必要があります(manにも書いてあります)。

> コピーした方が無難です。ただし、SPARC とか m68k なら気にしなくて良い
> 場合もあります。(ただし、完璧に機種依存になるので、その旨コメントで
> 明記した方が良いでしょう。)
教育的観点から言っても、やはり「常にネットワークバイトオーダに」でしょう。

> まるで、馬鹿みたいに思えるかも知れませんが、memcpy で地道に値のコピー
> を行った方が良いです。
バイトオーダと構造体のパディングを考えると、これしかありませんね。

参考
http://www.kt.rim.or.jp/~ksk/sock-faq/unix-socket-faq-ja-2.html#ss2.15

データ型をやりとりしたいなら、構造体ひとつに対し専用の読みだしと書き出しの関数を作るのが常套手段です。
(内部的には、構造体のメンバ変数をチマチマとネットワークバイトオーダにしながら、バッファにバイト列として書き出します。send側)。

もうひとつの手は(書かなかったら、68userさんが指摘するでしょうが)、数値でもなんでも文字列にしてしまう手です。
クライアント側のテストをスクリプト言語やtelnetを使って簡単にできるので、お薦めです(ただし、簡単すぎて卒業研究っぽくならないかもしれませんが)。

No. 1513 # CoreFighter 2001/01/06 (土) 02:11:36
68userさん MPSの件有難う御座いました。

ところで今疑問に思っている事があるのですが、
NICにはMACアドレスってのがありますよね。
モデムやTAにもMACアドレスってあるのでしょうか?

#ものすごい些細な質問で・・すんません。

No. 1514 # taka 2001/01/06 (土) 23:41:56
はじめまして
すいませんが質問です。
vi でヒアドキメントの使い方がわかりません
linuxで試しているのですが
ex/vi: Vi's standard input and output must be a terminal
とエラーになってしまいます。
できないのでしょうか?

No. 1515 # rosegarden 2001/01/07 (日) 00:08:35
>>1514 taka
> vi でヒアドキメントの使い方がわかりません

ex mode なら大丈夫なようです。ただし ex コマンド使わないと
いけませんが。そのまま vi mode で使う方法は分かりません。

#!/bin/sh

( vi -e | sed -e 's/^#/foo: /' ) << 'END'
a
hoge
hoge
hoge hoge
.
1,$s/^/#/
1,$p
q!
END

あとシングルクォートかエスケープ使った方が良いです。
最後の行の $ とシェル変数がバッティングしますから。

No. 1516 # taka 2001/01/07 (日) 01:05:59
有難うございます
以下のシェルで更新できました。

#!/bin/sh
vi -e data001 << 'END'
i
hoge
hoge
hoge hoge
.
wq!
END

ps
レスのつけ方がわかりませんでしたすいません

No. 1517 # 68user 2001/01/07 (日) 02:21:32
>>1510 E田
構造体の受け渡しに関しては、僕の出る幕はなさげですが、
一応まとめておきます。まず、E田さんはポインタの使い方を
学んで下さい。rosegarden さんのソースは
      tes_s.test1 = ((unsigned long *)ptr)[0];
      tes_s.test2 = ((unsigned short *)ptr)[1];
となっていますが、rosegarden さん自身が説明されている通り
これではまずいので
      tes_s.test1 = *(unsigned long *)(ptr);
      tes_s.test2 = *(unsigned short *)(ptr+4);
の方がいいでしょう。わからなければ再度質問してください。

で、それを理解してからやっとバイトオーダの話になります。これは
今回の件では関係ないかもしれない (エンディアンによってたまたま
問題が顕在化していないかもしれない) ので、参考程度にどうぞ。

以下のソースでは配列 data から変数 test1/2/3 に値を代入しようと
しています。

#include <stdio.h>
#include <string.h>

void
my_memcpy(char *dst, char *src, size_t len){
    src += len-1;
    while (len--) *dst++ = *src--;
}

main(){
    unsigned long test1;
    unsigned short test2;
    unsigned short test3;
    char data[] = {0x12,0x34,0x56,0x78,0x0,0x1,0x0,0x2};
    char *ptr = data;

    test1 = *(unsigned long *)(ptr);
    test2 = *(unsigned short *)(ptr+4);
    test3 = *(unsigned short *)(ptr+6);
    printf("普通に代入 0x%x 0x%x 0x%x\n", test1, test2, test3);

    memcpy(&test1, ptr+0, sizeof(test1));
    memcpy(&test2, ptr+4, sizeof(test2));
    memcpy(&test3, ptr+6, sizeof(test3));
    printf("memcpy 0x%x 0x%x 0x%x\n", test1, test2, test3);

    test1 = htonl(*(unsigned long *)(ptr));
    test2 = htons(*(unsigned short *)(ptr+4));
    test3 = htons(*(unsigned short *)(ptr+6));
    printf("hton して代入 0x%x 0x%x 0x%x\n", test1, test2, test3);

    my_memcpy(&test1, ptr+0, sizeof(test1));
    my_memcpy(&test2, ptr+4, sizeof(test2));
    my_memcpy(&test3, ptr+6, sizeof(test3));
    printf("逆順にmemcpy 0x%x 0x%x 0x%x\n", test1, test2, test3);
}

このサンプルでは
    char data[] = {0x12,0x34,0x56,0x78,0x0,0x1,0x0,0x2};
となっていますが、これを適当に切り取って変数に代入すると
順序が狂ってしまいます。実行結果は以下の通り。
    普通に代入 0x78563412 0x100 0x200 (間違い)
    memcpy 0x78563412 0x100 0x200 (間違い)
    hton して代入 0x12345678 0x1 0x2 (正しい)
    逆順にmemcpy 0x12345678 0x1 0x2 (正しい)
前の2つは順序が逆になっています。これはリトルエンディアンマシン
(x86 など) で発生します。ビッグエンディアン (68000, Sparc など)
では起こりません。

後の2つは htons/htonl や自作の my_memcpy でバイト順を置換して
代入しています (もちろん hton を使う方がよい)。

これはソケット経由でデータを送ると、バイト順が狂うという
意味ではありません。エンディアンが異なるマシン間でも、
データは送った順序で届きます。ですから、同じエンディアン
同士でデータを送りあえば問題は顕在化しません。

ただし、
    「異なるエンディアン間で変数の値を直接送信したとき」
は、
    「一方の CPU 内部ではバイト順の交換が行われるのに、
        他方では行われない」
ので、バイト順が狂ってしまいます。ですから、
    「事前にネットワークバイトオーダに変換してから送信」
し、
    「受信側はネットワークバイトオーダと認識して変数に代入する」
のが望ましいということです。

実際のソースで書くと、以下のような感じになります。

    送受信側でバイトオーダが一致していれば OK。異なるなら NG。
        (送信側)
        long send_num=0x12345678L;
        write(socket, &send_num, sizeof(send_num));
        (受信側)
        long recv_num;
        read(socket, &recv_num, sizeof(recv_num));

    バイト列をソケット経由で変数に代入する。受け手側が
    リトルエンディアンなら OK。そうでなければ NG。
        (送信側)
        char buf[]={0x12,0x34,0x56,0x78}; /* 0x12345687 を送りたいとする */
        write(socket, buf, sizeof(buf));
        (受信側)
        long recv_num;
        read(socket, &recv_num, sizeof(recv_num));

    ネットワークバイトオーダで送信。ネットワークバイトオーダを
    ホストバイトオーダにして代入。これが一番よい。
        (送信側)
        long send_num = htonl(0x12345678L);
        write(socket, &send_num, sizeof(send_num));
        (受信側)
        long recv_num;
        char buf[256];
        read(socket, buf, sizeof(recv_num));
        recv_num = ntohl(*(long *)(buf));

なお、ネットワークバイトオーダ=ビッグエンディアンのオーダです。
別に両者で合意が取れていればいいので、リトルエンディアンで
統一したければそれはそれで構いません。

ちなみに X プロトコルでは高速化のため、事前にクライアント・サーバ
間でバイトオーダが異なるかどうかチェックして、
    - 同じバイトオーダならそのままデータを送る
    - 異なるバイトオーダならネットワークバイトオーダに変換してから送る
となっているとか。

ところで
    my_memcpy(void *dst, void *src, size_t len){
とすると gcc に invalid use of void expression と怒られるんですが、
引数を void * で受けるのってできないんでしたっけ?

>>1512 gixs
> Linuxのselect(2)は、戻った時、第5引数の値が残り時間を示して戻ってくる
> (タイムアウトしたら値はゼロになる) ので、waitvalの値の設定はwhile
> ループ内でやる必要があります(manにも書いてあります)。
ご指摘どうもです。その通りですね。ちなみに FreeBSD では
select(2) の BUGS の項で、本来上記のような動作をするべきだが、
現状ではそうなっていない (waitval の値は書き換えられない) と
あります。

>>1513 CoreFighter
> NICにはMACアドレスってのがありますよね。
> モデムやTAにもMACアドレスってあるのでしょうか?
ないです。なぜかっちゅうと NIC は Ethernet の端点だからです。
# なぜ Ethernet だと MAC アドレスが必要で、モデム/TA に
# MAC アドレスが必要ないか…は、うまく説明できないなぁ。
# 誰か教えて下さい。

No. 1518 # taka 2001/01/07 (日) 14:58:23
すいませんがまた質問です。
今度はftp でヒアドキメントの使い方がわかりません
ftp ftp.xxx.xxx.ne.jp << EOF
userid
password
by
EOF
これで実行すると
Password:Name(ftp.xxx.xxx.ne.jp:root):
と聞かれてしまいます。
シェルだけで実行する方法はありませんか?

No. 1519 # 68user 2001/01/07 (日) 17:43:41
>>1518 taka
> 今度はftp でヒアドキメントの使い方がわかりません
http://X68000.startshop.co.jp/~68user/unix/pickup?ftp
の -n オプションの説明を見て下さい (Linux で使えるかどうかは
わかりませんが)。

No. 1520 # rosegarden 2001/01/07 (日) 22:00:02
>>1487 68user
先日の FreeBSD の crypt(3) のデフォルトについてですが、
暮れから新年にかけてライブラリ関数のレベルで切り替えの
メカニズムが commit されたようです。いまとのところ
5-current でしか使えず、管理権限がないと切り替えられないのですが。
/etc/auth.conf に crypt_default=md5 という設定を入れると perl の
crypt もデフォルトが md5 になるようです。

# 今日 CVSup でソースとって来た人は 20 時以降のソースとって来た方が
# いいです。昼のソースだと pccard 周りのコンパイルが出来ません。
# 今はなおっていますが。

No. 1521 # 68user 2001/01/08 (月) 03:02:15
せっかくなので、
>>1509 68user
のソースを書き直して
    「C 言語で echo サーバを作ってみよう (2)」
    http://X68000.startshop.co.jp/~68user/net/c-echo-2.html
を作ってみました。C言語+select によるタイムアウト機能付き echo サーバです。
# 一応バグは潰したつもり。

あと、これまでご指摘を頂いた
>>1389 Yuuki
の accept のバグ、
>>1215 UNIX見習い
>>1216 68user
の LocalAddr のバグを修正しました。お二人に感謝。

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