UNIX/Linuxの部屋 xsetコマンドの使い方

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コマンド xset X Window System の各種設定を行う。 このエントリーをはてなブックマークに追加

マウスやキーリピートなどの設定を行なう。気に入った設定は ~/.xinitrc や ~/.xsession に書いておくとよい。

q
現在の設定を表示
b on/off
ビープ音を鳴らす/鳴らさない
m num1 num2
しきい値 num2 以上にマウスポインタを動かすと、マウスポインタの動きが num1 倍になる。
% xset m 4 1
1ドット以上マウスを動かすと、マウスポインタの動きが通常の4倍になる
r on/off
キーリピートをする/しない
dpms
モニタが省電力モードに移行するまでの時間を設定。
% xset dpms 60 120 180
この例では、キー・マウス入力が 1分間 (=60秒) 途切れるとモニタを省電力モードにする。
+fp ディレクトリ
X のフォントが置いてあるディレクトリを設定する。個人的にフォントを入手し使いたい場合は、例えばフォントファイル (*.pcf.gz など) を ~/lib/font/ などに置き、mkfontdir を実行して ~/lib/font/fonts.dir を生成した後、
% xset +fp ~/lib/font/
とすればよい。~/.xinitrc や ~/.xsession にこれを書いておけば、X 起動時に自動的に ~/lib/font/ に置いたフォントが有効となる。