UNIX/Linuxの部屋 xdeltaコマンドの使い方

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コマンド xdelta バイナリパッチ作成・適用 このエントリーをはてなブックマークに追加

バイナリパッチを作成・適用する。xdelta の引数にサブコマンドを渡すことで、動作を指定できる。
delta … パッチを作成する
% xdelta delta bin.old bin.new bin.xdelta
⇒ bin.old と bin.new の差分を抽出し、パッチファイル bin.xdelta を生成する。
info … パッチの情報を表示する
% xdelta info bin.xdelta
xdelta: version 1.1.3 found patch version 1.1 in bin.xdelta (compressed)
xdelta: output name:   bin.new
xdelta: output length: 5149
xdelta: output md5:    82c9843e5fab91af310aaa52b7c5f3f6
xdelta: patch from segments: 2
xdelta: MD5                                     Length  Copies  Used    Seq?    Name
xdelta: cbbcf8e4a74ae43902218ad7465cd3ff        2416    39      2416    yes     (patch data)
xdelta: e67aadec5a6d4dee65feef3bb0a6281e        5075    46      2733    no      bin.org
patch … パッチを適用する
% xdelta patch bin.xdelta
⇒ bin.xdelta のパッチをあてる。パッチ対象ファイルは、パッチに格納されている情報を使う。
% xdelta patch bin.xdelta bin.old
⇒ パッチ対象ファイルを明示的に指定することもできる。
% xdelta patch bin.xdelta bin.old bin
⇒ さらにパッチをあてて生成する新ファイルの名前を明示的に指定することもできる。

同種のプログラムに bsdiff・bspatch がある。テキストファイルのパッチ生成・パッチ適用には diff・patch コマンドを使うこと。
>> コマンド bsdiff
>> コマンド diff
>> コマンド patch



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