UNIX/Linuxの部屋 bsdiffコマンドの使い方

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コマンド bsdiff バイナリパッチ作成 (差分・差異・比較) このエントリーをはてなブックマークに追加

bsdiff はバイナリファイルのパッチ (差分ファイル) を生成する。
% bsdiff bin.old bin.new bin.bsdiff
⇒ bin.old と bin.new の差分を抽出し、パッチファイル bin.bsdiff を生成する。
生成したパッチをあてるには bspatch を使う。
% bspatch bin.old bin.new bin.bsdiff
⇒ bin.old にパッチファイル bin.bsdiff をあて、bin.new を生成する。

同種のコマンドとして xdelta があるが、bsdiff・bspatch の作者は「bsdiff が生成するパッチファイルは、xdelta の 50〜80% のサイズである」と主張している。実際にパッチサイズはかなり小さくなるようだ。

ちなみにbsdiff・bspatch の bs は「Binary Software」の略。

テキストファイルのパッチ生成・パッチ適用には diff・patch コマンドを使うこと。