UNIX/Linuxの部屋 soxコマンドの使い方

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コマンド sox サウンドファイルのコンバータ このエントリーをはてなブックマークに追加

ファイル形式変換や、エフェクト効果をかけることができる。AIFF・au・raw・wave 形式などに対応している。

AIFF 形式のファイル sample.aiff を wave 形式にコンバートする場合は、
% sox sample.aiff sample.wav
tosha などで吸い出したraw データを wave に変換する場合は、
% sox -s -c 2 -w -r 44100 out.raw out.wav
とする(raw データには周波数などを記録したヘッダがないので、各種のパラメータ、オプションで補完してやる必要がある)。なお、上記のオプションは長くて覚えにくいので
% sox -t cdr out.raw out.wav
という短縮形を使える。

sox はフォーマット変換以外にも各種エフェクトをかけることができる。
% sox -v 0.5 foo.wav bar.wav
⇒ foo.wav の音量を半分にして bar.wav に出力
% sox sample.aiff sample.wav echo 0.9 0.4
⇒ 0.9 秒後にオリジナルの 0.4 倍の音量でエコーをかける。
ただし、FreeBSD 3.3-RELEASE では成功したが、FreeBSD2.2.7-RELEASE では音量変換の -v オプションが効かないようだ。