コマンド
set
シェル変数を設定する。csh・tcsh の内部コマンド。
シェル変数を設定する。
% set sample=test
⇒ シェル変数 $sample の値が test となる
シェル変数を参照するときは $sample と書けばよいが、代入時は $ を付けてはいけない。つまり
はシェル変数 sample の値を設定しているわけではない (実際には $sample の値が hoge にセットされていた場合は、hoge=test となる)。
csh・tcsh のシェル変数には配列をセットすることが可能である。配列として a b c をセットする場合は
% set array=(a b c)
% echo $array
a b c
とする。一方、文字列として「a b c」をセットする例は以下の通り。
% set str="a b c"
% echo $str
a b c
echo する分には違いがわからないが、変数の要素数を意味する「$#シェル変数」を参照すると、配列の要素数が 3 となっていることがわかる。
% echo $#array
3
% echo $#str
1
引数を省略すると、現在設定されているシェル変数を全て表示する。