UNIX/Linuxの部屋 rshコマンドの使い方

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コマンド rsh リモートシェル このエントリーをはてなブックマークに追加

別のホスト (リモートホスト) で任意のコマンドを実行する。

リモートホスト foo.bar.com に user というアカウントがある場合は、
% rsh -l user foo.bar.com command
とする。ローカルホストでのユーザ名と、リモートホストでのユーザ名が同じな場合は
% rsh foo.bar.com command
と、-l オプションを省略できる。

% rsh foo.bar.com ls > output.txt
とすると、foo.bar.com で ls コマンドを実行した結果を、ローカルホストの output.txt に出力する。一方、
% rsh foo.bar.com "ls > output.txt"
とクォーティングすると、foo.bar.com で ls コマンドを実行した結果を、foo.bar.com の ~/output.txt に出力する。

rcp・rsh を使うには、リモートホストの ~/.rhosts に、ローカルホスト名とローカルホストでのユーザ名が記述されている必要がある。

rcp・rsh はセキュリティに少々問題がある。詳しくは ~/.rhosts で説明する。

rsh は通信路が暗号化されておらず、盗聴されるとパスワードや実行したコマンドが外部に流出してしまう。今となっては ssh を使うべきである。
>> Linuxオンラインマニュアル(man) Linux rsh(1)
>> FreeBSDオンラインマニュアル(man) FreeBSD rsh(1)
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 rsh(1M)
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 rsh(1)