UNIX/Linuxの部屋 mtoolsコマンドの使い方

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コマンド mtools MS-DOSフォーマットのフロッピー用のツール集 このエントリーをはてなブックマークに追加

普通フロッピーディスクを扱う場合は mount コマンドでマウント操作をしなければならないが、マウント・アンマウントを繰り返すのは面倒である。mtools を使えば MS-DOS 上でのファイル操作と同じようにフロッピーを扱うことができる。

FreeBSD の標準設定では、フロッピーディスクのデバイス (/dev/fd0) のパーミッションが rw------- となっているので、root になって
# chmod 777 /dev/fd0
とすることで mtools が使えるようになる。

UNIX と MS-DOS のファイルシステムの違いは、ディレクトリの区切りが / と \ ということと、ドライブ名として A: などと指定することがあげられる。

mattrib MS-DOSファイルの属性を変更する
mbadblocks
mcd MS-DOSでのカレントディレクトリを変更する
mcopy MS-DOSとUNIXとのファイルのやりとりをする
mdel MS-DOSファイルを削除する
mdir MS-DOSファイル・ディレクトリを表示する
mformat フロッピーディスクをMS-DOSフォーマットする
mlabel MS-DOSフロッピーのボリュームラベルを変更する
mmd MS-DOSディレクトリを作成する
mmount
mrd MS-DOSディレクトリを削除する
mmove MS-DOSファイル・ディレクトリを移動する
mren MS-DOSファイル・ディレクトリの名前を変更する
mtype MS-DOSファイルの内容を表示する
mtest