UNIX/Linuxの部屋 ifconfigコマンドの使い方

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コマンド ifconfig ネットワークインタフェースの設定を行う このエントリーをはてなブックマークに追加

LAN を組むとき、ネットワークインタフェースの設定が必要になる。書式は
# ifconfig インタフェース名 IPアドレス ネットマスク
である。

まず、ネットワークカード (Ethernet カード) が1枚だけささっているなら、dmesg コマンドで
ネットワークカードのデバイス名を確認する。FreeBSD なら
% dmesg | grep ed1
ed1 <NE2000 PCI Ethernet (RealTek 8029)> rev 0 int a irq 10 on pci0:11:0
ed1: address 52:54:00:d9:68:28, type NE2000 (16 bit)
などとなっているはずである。仮に
  • デバイス名が ed1
  • そのインタフェースに割り振る IP アドレスが 127.0.10.1
  • ネットマスクは 255.255.255.0
だったとしたら、
# ifconfig ed1 127.0.10.1 netmask 255.255.255.0
とする。

うまく設定できたか確認するには、LAN 内の他のマシンに対して
% ping IPアドレス
とする。反応があれば成功である。次に
% ping ホスト名
として、
ping: cannot resolve XXX: Host name lookup failure
となった場合は、DNS か /etc/hosts か /etc/resolv.conf の設定がおかしい。

現在設定されているインタフェースについては、netstat コマンドで確認できる。

ネットワークインタフェースの設定は /etc/rc.conf に書いておくことで、ブート時に毎回自動的に設定される。
>> Solaris10オンラインマニュアル(man) Solaris10 ifconfig(1m)
>> FreeBSDオンラインマニュアル(man) FreeBSD ifconfig(8)